本州と北海道を結ぶ移動手段として人気の青函フェリー。その中でも「はやぶさ」は手頃な運賃と利便性で多くの人に利用されています。しかし、フェリー移動で気になるのが「船酔い」。特に「はやぶさ」の揺れ具合が他のフェリーと比べてどうなのか気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、同じく航路を持つシルバーフェリーと比較しながら、「はやぶさ」の揺れやすさや船酔い対策を詳しく紹介します。
青函フェリー「はやぶさ」の基本情報
「はやぶさ」は青函フェリーが運航する船の一つで、青森〜函館間を約3時間40分で結ぶカーフェリーです。貨物と旅客を兼ねた設計になっており、車での乗船も可能です。
客室はシンプルながら清潔感があり、横になれるスペースも確保されています。海上の天候に左右されやすい津軽海峡を通る航路であるため、風の強さや波の高さによっては揺れることがあります。
シルバーフェリーとの揺れ方の違いは?
同じ青森〜北海道間を結ぶフェリーとして知られるシルバーフェリーは、八戸〜苫小牧を航行するフェリーで、航路がやや内海寄りになることが多く、比較的穏やかな海域を通ります。
一方、「はやぶさ」は津軽海峡という海流が早く、天候が変わりやすいエリアを通るため、風が強い日や冬季には揺れを感じやすい傾向があります。ただし、通常の天候であれば過度な揺れはありません。
実際の乗船者の口コミ・体験談
ある乗船者は「冬の夜便に乗った際は多少揺れたが、寝転がっていたため酔わなかった」とコメントしています。また、「シルバーフェリーではまったく酔わないけれど、はやぶさでは少し不安になる」といった声もありました。
一方で「夏の昼間に乗ったときは全く揺れず快適だった」という口コミも見られ、天候次第で大きく印象が変わることが分かります。
船酔いしやすい方への対策
- 酔い止め薬を出航30分前までに服用しておく
- 座席は中央付近か、できれば横になれるスペースを選ぶ
- 空腹や満腹を避ける:乗船前に軽く食べておくのがベスト
- スマホや読書を控える:視覚と体の感覚のズレで酔いやすくなります
- 酔ったときは目を閉じて静かに横になる
「はやぶさ」には横になれるスペースもあり、事前の準備さえしておけば快適に過ごすことができます。
揺れやすい時期と便の選び方
津軽海峡は冬季(12月〜3月)に特に風が強く、海が荒れやすい傾向があります。可能であれば春〜秋の便を選ぶことで、揺れの心配を軽減できます。
また、深夜便よりも日中便の方が気温・風ともに安定していることが多く、初心者や船酔いが心配な方にはおすすめです。
まとめ:はやぶさは酔いやすい?
青函フェリー「はやぶさ」は、基本的に安定した船ですが、津軽海峡の特性上、天候によっては揺れを感じやすいこともあります。特に冬場や風の強い日は注意が必要ですが、対策をしっかり講じれば問題なく快適に過ごせるでしょう。
フェリー初心者の方や、これまでシルバーフェリーしか乗ったことのない方も、時期や便を選べば安心して乗船できます。ぜひ青函の旅を快適に楽しんでください。

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