日野自動車のブルーリボン(PKG-KV234L2、LKG-KV234L3など)型の路線バスは、2007年から2015年頃まで多くの交通事業者に採用され、日本全国で見られる標準的なノンステップバスの一つです。その中で外観上の特徴でもある「ヘッドライト」が気になるという方も多いのではないでしょうか。この記事では、ブルーリボンのヘッドライトの仕様や構造について詳しく解説します。
日野ブルーリボン(PKG・LKG代)のヘッドライトは2灯式
PKG代やLKG代に分類される日野ブルーリボンの多くは、前面に左右2つずつのヘッドライトを備えた「2灯式」構造になっています。
これは一般的な4灯式(ロービーム×2、ハイビーム×2)とは異なり、1つのレンズでロービームとハイビームを切り替える構造のユニットを採用しているケースが多いです。
ロービームとハイビームは一体型?
結論から言えば、はい、1つのバルブでロービーム・ハイビームが切り替わる「切替式バルブ」または「2フィラメントタイプ」のハロゲンランプが多く使われています。
このタイプでは、バルブ内部に2種類のフィラメント(灯火部)が内蔵されており、点灯するフィラメントを変えることでロービームとハイビームを使い分ける仕組みです。
具体的なライト構成の実例
たとえば、ある関東地方の公営交通局が導入したLKG-KV234L3型車両では、バンパー部分に設置された丸型の2灯式ヘッドライトにH4タイプのバルブが採用されています。
このH4バルブは12V車にも24V車にも対応する汎用規格で、ロービームとハイビームの切替式。片側1灯で両方の機能を持つため、メンテナンスもシンプルです。
LED化・HID化された個体も存在する
一部事業者では、視認性や耐久性向上のため、LEDやHID(ディスチャージ式)ヘッドランプに換装した車両も見られますが、基本構成としては依然2灯式が中心です。
特に都市部での夜間運行が多い路線では、LED化により昼白色の光を採用して安全性を確保している事例も確認されています。
フォグランプや方向指示灯との構成関係
PKG・LKG代ブルーリボンでは、ヘッドライトの下部またはバンパー側面に補助灯(フォグランプ)や方向指示灯が配置されている場合があります。
これらは独立した回路になっており、ヘッドライトの構成とは別に設計されているため、「2灯式=灯火類が2つしかない」という意味ではありません。
まとめ:日野ブルーリボンのヘッドライトは高効率な一体型が主流
PKG・LKG代の日野ブルーリボンは、左右に配置された計2灯の丸型ヘッドライトで、ロービームとハイビームを切り替える構造が主流です。H4バルブによる2フィラメント型が代表的で、視認性と整備性のバランスをとった設計となっています。
バスファンの方、車両メンテナンスに関心のある方、または日常的にこの型の車両に接している方にとって、この構造を知ることは、日々の安全や理解を深めるきっかけになるかもしれません。


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