ESTA審査で渡航歴はどう見られる?ICチップに記録されてる?実態と確認方法まとめ

パスポート

近年、パスポートのICチップ自動ゲートの普及により、スタンプがなければ渡航歴はバレないのでは?と思う方も多いでしょう。しかし、ESTA申請や入国審査では、実際にどのように渡航歴を確認しているのでしょうか。本記事では、ICチップに記録されていない理由や、米国がキューバ・イラン渡航歴を把握できる仕組みを解説します。

IC機能付きパスポートに渡航歴が記録されない理由

日本を含むICパスポートのチップには、写真や氏名・生年月日などのバイオ情報だけが保存されており、出入国歴は記録されません。これはカナダ政府なども明確に説明している通りです:contentReference[oaicite:0]{index=0}。

つまり、自動ゲートを通過したからといって、渡航データそのものがチップに書き込まれることはなく、スタンプがなければチップには記録が残らない仕様になっています。

ではなぜESTAで渡航歴がバレるのか?

ESTA審査や入国時の米国側の判断には、世界各国の入出国記録を集約した国際的なデータベースが関与していると考えられます。

具体的には、航空会社による搭乗記録(フライトデータ)やI‑94/I‑95の電子記録を通じて、米国出入国履歴を把握しています。さらに米国のビザ免除対象外国への渡航歴(キューバ・イランなど)は、ESTA申請時の質問システムにも組み込まれており、虚偽回答すればESTA取り消しや入国拒否の対象となる可能性もあります:contentReference[oaicite:1]{index=1}。

渡航歴を確認できる具体的な仕組み

ESTAの審査では、ESTAシステムへの自己申告と航空会社の搭乗情報、そして入国管理局(CBPなど)が持つ出入国データを突合します。

米国のI‑94という電子出入国記録システムでは、ESTA対象者の渡航履歴がオンラインで確認でき、過去10年分程度の渡航情報が記録されています:contentReference[oaicite:2]{index=2}。

スタンプなし・パスポート更新で隠せるのか?

ICチップに渡航歴は入らないため、スタンプ無しやパスポート更新によって“痕跡を消す”ことは一時的には可能ですが、米国側には航空会社の搭乗記録や出入国審査時のシステム情報が残っています。

よって、表側のパスポートにスタンプがなければ大丈夫、という“庶民の考え”は甘く、ESTA申請で虚偽申告すれば発覚のリスクは非常に高いと言えます。

まとめ:信頼の国際データベースで記録管理されている

現代の渡航管理は、ICパスポートのチップではなく、航空会社や入出国管理システムに蓄積された電子データに基づいて運用されています。ESTAでは、米国は単にスタンプを見るだけでなく、国際的な電子記録を駆使して渡航歴を確認しており、「記録がない=存在しない」とは受け止められません。

したがって、「ICチップに記録されなければESTAは取得できる」といった考えではなく、正確な申告と誠実な申請が安全で確実な渡航の鍵となります。

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