近年、日本国内でベトナム出身の人々と関わる機会が増え、良い印象を持つ一方で「犯罪ニュース」などの影響で不安を抱く声も聞かれます。この記事では、ベトナム人の気質や文化背景、そして実際に接した人々の体験談から「ベトナム人は優しいのか?」を客観的に捉えてみます。
ベトナム人の国民性:家族思いで温かい
ベトナムは儒教や仏教の影響が色濃く、家族や年長者を大切にする文化があります。そのため、礼儀正しく、協調性を重んじる傾向が強いです。
また、経済発展とともに若い世代はグローバル意識が高く、外国人に対してもフレンドリーで親切な態度を見せる人が多いといわれます。
実際に接した印象:「助けてくれた」「笑顔が多い」
日本に住むベトナム人と接した経験のある人からは、こんな声が聞かれます。
- 道に迷っていたら親切に案内してくれた
- 言葉が通じなくても身振り手振りで一生懸命説明してくれた
- 困っていたら「大丈夫?」と声をかけてくれた
こうした実体験は、表面的な印象ではなく、文化的に根付いた「人に優しくする」価値観が表れていると言えるでしょう。
ベトナム人による犯罪報道の現実と背景
一方で、日本では技能実習生や留学生による万引き・窃盗・不法滞在などのニュースも時折報道されます。しかし、これをベトナム人全体の特性と捉えるのは誤りです。
背景には以下のような事情があります。
- 不適切な仲介業者による高額な渡航費用
- 受け入れ先での低賃金・長時間労働
- 生活苦からの経済的な追い詰められた行動
つまり、構造的な問題が根底にあるケースも多く、個々人のモラルや人格とは切り離して考えるべきです。
日本で暮らすベトナム人の数と現状
法務省の統計(2023年)によれば、日本在住のベトナム人は約52万人を超え、中国人に次ぐ外国人コミュニティとなっています。
技能実習・特定技能・留学生として来日している人が多く、日本社会の中で真面目に働き、地域に貢献している人々が圧倒的に多数です。
まとめ:一部の情報にとらわれず、多様な視点で人を見る
ベトナム人の多くは、家族や人とのつながりを大切にし、礼儀正しく親切な人たちです。確かに一部の犯罪報道もありますが、それは全体を代表するものではなく、背景に複雑な要因があることがほとんどです。
「優しい」と感じる人が多いのは、それだけ現実に接してポジティブな経験をしている人が多い証拠とも言えます。ニュースだけで判断せず、一人ひとりと向き合う姿勢が、国籍を越えて信頼関係を築く第一歩となります。


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