なぜ旅行会社のツアーにブラジルが少ないのか?その背景と旅行方法の選択肢を解説

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海外旅行先として人気の高いヨーロッパやアジア諸国に比べ、南米・ブラジルのパッケージツアーはあまり見かけないという声をよく耳にします。確かに、大手旅行会社のカタログや検索サイトで探しても、ブラジル行きのツアーは数が限られているのが実情です。ではなぜ、日本発のブラジル旅行ツアーは少ないのでしょうか?この記事ではその背景や、ブラジル旅行を実現するための代替手段について詳しく解説します。

日本からブラジルは地理的に遠く費用も高額に

まず第一に、ブラジルは日本から地理的に非常に遠く、直行便がないため、時間もコストも大きくかかります。日本からブラジルへの渡航には最低でも25〜30時間前後を要し、経由便を利用することが一般的です。

また航空券の価格も高く、通常期でも往復で30万円〜40万円程度になることも珍しくありません。こうした条件が、旅行会社にとってツアー造成のハードルを上げている要因となっています。

需要が限られるため企画が難しい

ブラジル旅行は、観光地としての魅力は豊富である一方、リピーターやリクエストが少ないため、需要の少なさがツアー設定の障壁になっています。旅行会社にとっては、一定数の参加者が見込めないとツアー実施が難しく、結果的にブラジル行きツアーは「催行中止」になりやすいのです。

例えばリオのカーニバルやイグアスの滝といった有名観光地でも、一般的な旅行先に比べると知名度が限定的で、「ブラジルに行きたい」と明確に希望する層が限られているのが実情です。

治安や感染症など渡航リスクへの懸念

近年は世界的に旅行リスクへの関心が高まっており、特に南米は治安面で敬遠されがちです。ブラジルでは都市部の治安が不安視されることが多く、旅行会社側も安全を保障できないエリアへのツアーを慎重に扱っています。

加えて、黄熱病などの感染症に対する予防接種が必要になる場合もあり、健康リスクの管理もツアー造成のネックとなっています。

ブラジル旅行を実現するための方法

それでもブラジルに行きたいという方には、以下の方法がおすすめです。

  • 航空券とホテルを個別に手配する(航空券比較サイトや予約サイトを活用)
  • 現地発着ツアーに申し込む(英語やポルトガル語での参加が前提になることも)
  • 南米専門の旅行会社に相談(個人手配に近いが、現地事情に詳しい)

たとえば、南米専門の「アンデス・トラベル」や「ラティーノ」などでは、オーダーメイドで旅行プランを組んでくれる場合もあります。

将来的にツアーが増える可能性は?

近年ではワーケーション需要やデジタルノマドの増加によって、ブラジルなどの中南米への関心も徐々に高まっています。観光インフラの整備や安全対策の強化が進めば、将来的に日本からのツアーも増えてくる可能性は十分にあります。

特に2027年にはブラジリア建都70周年、2030年にはリオ五輪10周年など、観光的な注目が集まる節目も控えており、それにあわせたキャンペーンやツアーが企画されることが期待されます。

まとめ:ブラジル旅行はツアーが少ないが行けないわけではない

ブラジルは距離・費用・需要・治安といった複数の要因から、一般的なツアーが組まれにくい渡航先となっています。しかし、個人手配や現地ツアーなどを組み合わせれば旅行は十分に可能です。

ブラジル特有の文化や自然、世界遺産を体験したい方は、南米に詳しい旅行会社に相談したり、自分で旅程を組んで行動する選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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