韓国への女子一人旅では、治安も比較的良く、観光・グルメ・エステが楽しめるソウルは人気の目的地です。現地での支払い手段として注目されているのが「WOWPASS」ですが、実際にどれだけ使えるのか、そして現金はどの程度必要なのか、不安な方も多いはずです。この記事では、旅行者の体験を交えながら、3泊4日ソウル旅行における現金とWOWPASSの使い分け方について解説します。
WOWPASSとは?仕組みと利便性をチェック
WOWPASSは韓国旅行者向けに提供されているプリペイド型のICカードで、T-money(交通カード)機能とVISAタッチ決済機能を兼ね備えています。地下鉄やバスはもちろん、コンビニ、カフェチェーン(例:スターバックス、EDIYAなど)でも使用可能です。
さらに、WOWPASSの専用アプリでは残高確認やチャージも簡単にできるため、現金を持ち歩かずに済む安心感があります。
WOWPASSが使えないシーンに注意
便利なWOWPASSですが、全ての店舗で使用できるわけではありません。特に広蔵市場などのローカル市場や小さな飲食店、マッサージ・エステ店では、現金のみの対応というケースも少なくありません。
たとえば、広蔵市場で人気の「スンデ」や「ビビンパ」は、1,000〜5,000ウォン程度と安価であるため、カード決済を断られる場合もあります。そのため、少額の現金を用意しておくのが無難です。
現金の準備はどのくらい?目安と使い道
3泊4日の一人旅の場合、最低でも50,000〜70,000ウォン(約5,500〜7,700円)程度の現金を用意すると安心です。主な用途は以下のとおりです。
- ローカル市場の屋台飯
- チップ代(エステ・ホテルなど)
- 現金のみ対応の小規模飲食店
- 緊急時の交通費や充電器購入など
空港の両替所や現地の市中両替所で交換が可能ですが、レートが良い明洞エリアなどで両替するのがベターです。
WOWPASSへのチャージ額の目安
1日あたり40,000〜50,000ウォンを想定し、初回は120,000〜150,000ウォンをチャージしておくと便利です。WOWPASSはアプリ経由で再チャージが可能ですが、ATMチャージでは韓国のクレジットカードのみ対応なので注意が必要です。
キャッシュレス派ならチャージ額をやや多めにし、残高が余った場合は帰国前にWOWPASS対応ATMで払い戻しも可能です(※手数料がかかる場合あり)。
実際に使ってみた体験談
実際に3泊4日のソウル旅行をした女性によると、「WOWPASSはコンビニや地下鉄では本当に便利。でも、広蔵市場では半数以上のお店が現金しか受け付けなかった」とのこと。
また、「エステの支払いはカードOKだったけど、チップを現金で渡したくて、用意しておいてよかった」との声も。こうしたリアルな体験からも、現金とWOWPASSの併用が最適といえます。
まとめ:キャッシュレスと現金のバランスがカギ
韓国・ソウルでの女子一人旅では、WOWPASSが非常に便利な反面、現金が必要なシーンも想定されます。観光地巡りやエステ中心の旅なら、以下のようなバランスが理想的です。
- WOWPASS:120,000〜150,000ウォン
- 現金:50,000〜70,000ウォン
どちらかに偏らず、バランスよく準備して、快適で安心な旅を楽しんでください。


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