グアムへは観光目的で訪れる場合、ESTA（米国本土向け）は必須ではありませんが、2024年11月以降は「グアム‑ CNMI ETA」（電子渡航認証）が必要になりました。本記事では具体的な渡航手続きと最新ルールを整理します。
グアム‑CNMI ETAとは何か？
グアムや北マリアナ諸島向けの独自の電子認証制度で、2024年11月30日以降は紙の入国カード（Form I‑736）の代わりにETAの事前取得が義務化されています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
申請はオンラインで可能、無料で取得でき、認証後2年間有効またはパスポートの有効期限まで利用可能です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
ESTAとの違い・使い分け
ESTAは米国本土・ハワイ・プエルトリコなど全米地域に渡航する場合に必要です。一方、グアムのみ訪問するならETAでOKで、ESTAの取得は必須ではないケースが多いです :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
ただし将来本土へ行く可能性があるならESTAを併せて申請しておくのが安心です。
申請方法と必要書類
ETAの申請に必要なのは
- 旅程に合わせた有効なパスポート
- 往復または次行き先までの航空券情報
- アドレスや旅行内容など必要情報のオンライン入力
申請はETA公式サイトで行い、航空会社への搭乗手続き時には承認済みETAが必要になります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
到着時に必要なその他の手続き
入国審査ではETAの有無とパスポート確認が行われます。
入国カードは廃止され、代わりにオンラインで提出できる「電子申告フォーム（EDF）」の入力が必要です。搭乗72時間前から記入・送信ができます。現地でもキオスク端末による提出が可能です :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
滞在日数とETAの有効期間
ETAで認められる滞在は最長45日。ビジネス・観光目的ならこの範囲に収まり、通常問題ありません。2年間の認証期間中に複数回渡航が可能です :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
ESTAを持っていれば、米国本土とグアム合わせて最大90日滞在できるオプションもあります :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
まとめ：ESTA不要でもETA必須、手続きは簡単
グアム旅行においては、米国本土へ行かない限りESTAは不要です。しかし、2024年11月末以降はオンラインETAの事前取得が義務となっています。
申請は無料・オンライン・2年間有効と簡単ですので、旅行前に忘れずに準備しましょう。滞在日数や次の渡航先に応じて、ESTA併用も視野に入れると安心です。
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