会社支給のパスモを正しく使うには?業務利用時の交通ICカードの基本ルールと注意点

鉄道、列車、駅

業務中の移動で会社から支給された交通系ICカード(パスモやスイカなど)を使用する場面は多くあります。この記事では、会社支給のパスモを用いた帰宅方法や、利用履歴の証明の要否など、実務で気になるポイントについて詳しく解説します。

会社支給のパスモはどう使うべき?

基本的に会社から支給されたパスモは、会社の指示のある範囲内でのみ使用すべきです。例えば「現場からそのまま帰宅して良い」と指示がある場合は、現場の最寄り駅から自宅最寄り駅までの乗車に使用するのが正当な使い方となります。

途中で私用の寄り道を挟む、または休日に使用するなどは不正利用とみなされる恐れがあるため、明確な業務の一環としての移動に限りましょう。

パスモに履歴は残るのか?

はい、パスモには利用履歴が最大20件まで記録され、券売機や駅窓口などで印字または確認が可能です。履歴には「利用日」「利用区間(駅名)」「運賃」などが含まれており、会社側が管理する際にこの情報を参考にするケースもあります。

業務上の報告が必要な場合には、履歴を印刷して提出するよう求められることもありますので、カードの返却前には履歴の確認を忘れずに

証明書は必要?会社による取り扱いの違い

会社によっては、移動後に「経路報告書」「交通費精算書」の提出が必要となる場合があります。その際、履歴の印刷や、写真添付が求められるケースも存在します。

一方で、履歴の確認や証明が不要なケースもあり、これはパスモを「定期支給型」や「チャージ型」としてどのように運用しているかによって異なります。上司や総務部に確認しておくと安心です。

よくある誤解と注意点

会社支給のパスモは「会社の所有物」であり、個人が自由に使えるプリペイドカードではありません。勝手に自宅から現場に向かう分の運賃を使ったり、家族の移動に利用するのはNGです。

また、使用後は返却が求められる場合が多いため、無断でチャージするなどの行為も避けましょう。返却前には履歴を確認し、不明点は必ず会社へ問い合わせましょう。

実際の例:現場帰りの使用ルート

例えば、現場が「新宿駅」で、自宅が「西船橋駅」だった場合、「新宿→西船橋」のルートでそのまま乗車するのが適切な使い方です。この場合、乗車履歴は自動的にパスモに記録され、報告時に証明として使うことができます。

途中で「秋葉原」などに立ち寄った場合は、業務とは関係のない区間が発生し、不正利用と判断されかねませんので注意が必要です。

まとめ:パスモ利用は「ルールの確認」と「履歴の管理」がポイント

会社支給のパスモを使って帰宅する際は、会社の指示通りの経路を守り、使用後は履歴の確認・報告を忘れずに行うことが大切です。交通系ICカードは便利なツールですが、業務利用という観点からは透明性と責任が求められます

不明点は事前に上司や総務に確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。正しく使えば、スムーズな業務移動が実現できます。

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