親子で現地集合・現地解散の旅はアリ？今どきの親子旅行スタイルを徹底解説

親子で旅行する際、「現地集合・現地解散」というスタイルは変わっているのでしょうか？結論から言うと、今やそのような旅のかたちは珍しくありません。むしろ、個々のライフスタイルを尊重し合う現代ならではの旅の形ともいえるでしょう。

親子でも“別行動”が新常識に？

近年、親子旅行でも「行き帰りは別」「集合は現地で」というスタイルが浸透しつつあります。特に都内にそれぞれ住んでいる場合、わざわざ一緒に移動する必要がないと感じる人も増えています。

例えば、娘が職場から新幹線に乗り、母は自宅最寄り駅から乗車するというケースもよくある話。お互いのペースで旅に向かえるのは、ストレスフリーで時間も有効活用できるというメリットがあります。

「せっかく一緒に旅行するのに席が別？」と驚かれるかもしれません。しかし、予約時に都合が合わなかったり、あえて自由席を選ぶことで時間調整をしていたりと、その理由はさまざまです。

実際に、娘がネット予約で早期に座席を確保し、母が後から切符を買った結果、席が離れてしまったというパターンも多いです。

旅行の楽しみ方は千差万別です。大事なのは、現地で一緒に過ごす時間を大切にできるかどうかということ。

現地集合・解散であっても、宿泊先や食事、観光を一緒に楽しめれば、それは立派な親子旅行です。

とくに交通の便が良い東京発の旅行では、時間帯や乗り換えの都合で別行動になるケースは少なくありません。

現地集合の旅行では、到着後の予定をしっかり決めておくと安心です。たとえば、集合時間と場所を事前に共有しておく、到着後の観光ルートを明確にするなどの工夫があると良いでしょう。

LINEで位置を共有したり、Googleマップを活用したりすることで、スムーズな合流も可能です。

親子で旅行を楽しむために、必ずしも一緒に移動する必要はありません。現地集合・現地解散という選択は、現代の柔軟な家族関係を反映したスタイルと言えるでしょう。

それぞれのライフスタイルを尊重しながら、旅先ではゆっくりと時間を共有する——それが理想の親子旅行のかたちかもしれません。