「最初の3時間無料」と記載された駐車場、よく見かけますが、そのルールを正確に理解していますか?実際には“当日の利用ごと”に適用されるケースがほとんどで、別日や複数回の合算はできません。この記事では、具体的な仕組みや誤解しやすいポイント、実例を交えてわかりやすく解説します。
「最初の3時間無料」の基本的な意味とは
「最初の3時間無料」は、その日に1回入庫した際の入庫時刻から3時間分の料金が無料になるという意味です。
つまり、1回ごとの利用に対して適用され、別日に利用した分を合算して3時間まで無料になるわけではありません。
例で見る:どこまでが無料対象か
例1:6月10日14:00に入庫、17:00に出庫 → この場合、ちょうど3時間なので無料。
例2:6月10日14:00に入庫、18:30に出庫 → 3時間を超えた1時間30分分のみ課金される。
例3:6月10日と6月11日で、それぞれ2時間利用 → 合計4時間でも各日別で計算され、両日とも無料適用(計6時間無料)となる可能性があります。
「利用当日」の定義と注意点
「当日」とは通常、入庫から出庫までが1つの利用であることを指します。日をまたいでも、入庫時間から起算して最初の3時間が無料という仕組みのこともあります。
ただし、施設によっては「深夜0時を過ぎると無料時間は無効」となる例もあるため、必ず現地の看板や公式サイトを確認しましょう。
別日の利用と合算の関係
質問で混乱しやすい点が「複数日にわけて利用した場合、その合計で3時間無料になるのか?」ですが、基本的にはNOです。
駐車場の無料サービスは、1回の入庫ごとの処理で完結するため、別日・別回の利用は独立してカウントされます。
よくある特例:施設利用による無料延長
ショッピングセンターや映画館などでは、「最初の1時間+店舗利用でさらに2時間無料」といった形の複合型割引もあります。
この場合は、レシート提示や認証機操作が必要になるため、忘れずに行動するのがポイントです。
まとめ:駐車場の無料時間は「1回ごと・その日だけ」が基本
・「最初の3時間無料」は1回の入庫に対して適用。
・別日や複数回利用の合算では無料にならない。
・例外ルールがある場合は、現地の表示やサイトで確認。
・施設による延長特典は追加手続きが必要なこともある。
正確なルールを知っておくことで、余計な支払いを避けて、スマートに駐車場を利用しましょう。


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