移動そのものを楽しめる長距離フェリーは、ただの交通手段ではなく“海の旅”として注目を集めています。本記事では、特に乗って楽しい国内航路や船名を厳選し、その魅力ポイントを詳しくご紹介します。
新日本海フェリー(舞鶴〜小樽/はまなす・あかしあ)
展望デッキや大浴場、レストランが充実し、海を眺めながらゆったり過ごせる豪華船内が魅力です。特に「はまなす」「あかしあ」は日本海最大級のサイズで、船旅のスケール感が抜群です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
船内では映画や展望風呂を楽しみつつ、時間を忘れてリラックスできます。
新日本海フェリー(敦賀〜苫小牧/すずらん・すいせん)
“行き合い”と呼ばれる他の船とのすれ違いやペットルームなど、ユニークな体験が豊富です。広々とした船室とレストランでの海景色&食事が評判 :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
20時間程度の航行でも飽きずに過ごせる快適設備が整っています。
東京九州フェリー(横須賀〜新門司/はまゆう・それいゆ)
3層吹き抜けのエントランス、露天風呂、映画館、バーベキューコーナーなど船内アミューズメントが充実。ホテル並みの設備で「船旅」の楽しさが詰まっています :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
家族連れ・カップルにも人気のラグジュアリーな長距離航路です。
太平洋フェリー(苫小牧〜仙台〜名古屋/きそ・いしかり・きたかみ)
1330kmの航路を3隻が交代運航し、広い展望ラウンジと大型浴場が魅力です :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
ゆったりとした船旅の中で朝日や船上の時間を楽しめる点が好評です。
オーシャン東九フェリー(東京〜徳島〜新門司/びぜん)
本格設備よりも“素朴さ”にこだわった船旅。レストラン代わりに冷凍自販機、リーズナブル価格の食事が逆に新鮮で楽しい体験になります :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
移動手段としてだけでなく、貨物船の雰囲気を味わいたい方におすすめです。
おすすめの選び方ガイド
- 豪華設備派:はまゆう・それいゆ、はまなす・あかしあなどが◎
- のんびり派:オーシャン東九フェリーなど素朴船も味わい深い
- 景色重視派:日本海航路や展望デッキ重視の船を選ぼう
乗船前に知っておきたい注意点
・季節や航路によって波の高さや揺れが異なる
・個室は早めに予約がベター。ペット同伴室も人気
・船内Wi-Fiや売店の品揃えは航路によって違うため、事前確認が安心です。
まとめ
長距離フェリーの魅力は、単なる移動手段ではなく“船で過ごす時間そのもの”にあります。豪華設備型から素朴な雰囲気派まで、好みに応じて選べる多様さが魅力です。
一度は「豪華設備」で癒される船旅を、また別の航路で素朴で手軽な船旅を楽しみ、本格的な船好きになるのもおすすめルートです。


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