通勤・通学など日常生活で利用する満員のバスや電車。人との距離が近くなる環境では、不快な接触や執着を感じるような行動に悩まされることもあります。今回は、不審な行動に悩んだときの心理背景や対処法を解説します。
なぜ他人の行動に“執着”を感じるのか
一部の乗客が特定の人に対して「わざわざ近づいてくる」「同じ場所にこだわる」ような行動をとることがあります。これには以下の心理が隠れている場合があります。
- 接触依存や注目欲求(目を引く相手に近づきたい)
- 拒絶されないという思い込み(反応を確認したがる)
- 無自覚なストーキング的行動(自分では普通と思っている)
そのような行動は、たとえ悪意がなくとも周囲にとっては威圧感や不快感を与えるため問題です。
2回以上繰り返されたら“偶然”ではない可能性
もし同じ人物が繰り返し近づいてくるなら、それは“偶然”ではなく“意図的”な接近行動と考えるべきです。
このようなケースは、「顔立ち」や「服装」に関係なく起きることも多く、本人の意図とは無関係に執着されるケースもあります。「気が強そうに見えるから安全」ではなく、誰にでも起こりうると認識しましょう。
満員バスでの具体的な対処方法
- スマホでこっそり録音・記録(次回以降に備える)
- 車内の運転手や係員に相談(対応マニュアルがある)
- 持ち物で距離を保つ(リュックや鞄を前に抱えてバリア)
- 相手が話しかけてくるようなら、冷静に毅然と断る
実際に「睨む」「舌打ちする」といった挑発的な対応は、逆に相手の注意を引いてしまう可能性があるため控えましょう。
記録しておくべき行動とは?
次のような行動は、証拠として記録しておくと警察・バス会社への相談時に有効です。
- 同じ柱やつり革への異常な執着
- 特定の手の位置への合わせ行動
- 顔を凝視してくる
- 意味のない小声や独り言
気づいたら日時・車両番号・発着地などもメモしておくとより具体的に証明できます。
「ヘルプマークがない=安全」ではない
一見してマークが付いていない、見た目に問題がないようでも、相手の精神状態や認知傾向は外見からは判断できません。特定の障害があるとは限らず、単に空気が読めない・マナー意識が低い場合もあります。
つまり「健常に見えるけど挙動が不自然」ということ自体が警戒すべきサインでもあります。
まとめ:違和感を感じたら行動を
たとえ1回限りでも、「何か変だ」と思ったときは、それが自己防衛のサインです。特に同じ人物による2回以上の接近行動は、偶然ではない可能性が高くなります。
不審行動には「我慢せず・冷静に・記録を取りつつ・必要時は第三者に相談する」ことが大切です。安心して移動できる社会のために、自分自身を守る力も持ちましょう。


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