ヒルトンホテルに宿泊する際、上級会員ステータスを持っていると特典が充実しているため、複数人・複数部屋での予約時にどのようにその恩恵を受けられるかは気になるポイントです。この記事では、ヒルトンダイヤモンド会員やゴールド会員が複数の部屋を予約する場合の朝食特典や部屋のアップグレードの適用範囲などについて詳しく解説します。
ヒルトンの上級会員が受けられる主な特典
ヒルトン・オナーズの上級ステータスにはゴールド会員とダイヤモンド会員があり、主な特典は以下の通りです。
- 無料の朝食（ゴールド以上）
- お部屋のアップグレード（空室状況に応じて）
- レイトチェックアウト（可能な限り）
- ボーナスポイント加算
この中でも「無料の朝食」と「部屋のアップグレード」は、同行者や予約の部屋数によって適用範囲が変わる点に注意が必要です。
朝食特典は何人分まで適用される？
基本的に、上級会員の朝食特典は、1予約につき2名分までが無料の対象です。つまり、1部屋の予約であれば会員本人＋同行者1名が対象となります。
2部屋を1名義で予約した場合でも、通常は1部屋分＝2名までの適用となるため、合計4名の朝食が無料になるかはホテルの裁量によります。ただし、事前にホテルに連絡し、同行者がゴールド会員である旨を伝えることで、もう1部屋にも特典が適用される可能性があります。
部屋のアップグレードは何部屋に適用される？
アップグレードも原則的には1名義につき1部屋までと考えておいた方が良いでしょう。複数部屋のアップグレードを希望する場合は、事前にホテルへリクエストするか、予約を分けてゴールド会員の同行者（例：奥様）名義でも1部屋予約を行うと、両方の部屋がアップグレード対象となる可能性が高まります。
たとえば、夫がダイヤモンド会員、妻がゴールド会員でそれぞれの名義で1部屋ずつ予約すれば、両方に特典が適用されることもあります。
HPCJ会員割引と特典の両立について
HPCJ（ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン）会員は、会員価格で宿泊できる他にレストラン割引などもありますが、ヒルトン・オナーズのステータス特典（朝食やアップグレード）とも併用可能です。ただし、予約はオナーズ会員としてログインした状態で行う必要があります。
また、複数部屋の予約時は1名義で行うよりも、別名義でそれぞれのステータスを活用した方が、特典の適用範囲が広がる可能性があります。
実際のケースでの活用例
実例として、「夫がヒルトンダイヤモンド会員で2部屋予約した場合、朝食は最大2名分まで無料、アップグレードは1部屋分のみ適用された」との報告があります。
一方で、「もう1部屋は妻のゴールドアカウントで予約し、両部屋とも朝食が無料になった」というケースも存在し、ホテル側の柔軟な対応に左右される面があることが分かります。
まとめ：確実に特典を活かすためのポイント
- 朝食特典は1部屋2名分が原則
- アップグレードは基本1部屋までだが、交渉次第で2部屋も可能
- 上級会員が複数名いれば、それぞれの名義で予約するのが効果的
- 事前にホテルにリクエスト・相談するのがベスト
ヒルトンのステータス特典を最大限活かすには、宿泊前の準備とホテルとのコミュニケーションが鍵となります。家族全員で快適なステイを楽しむために、ぜひ上記のポイントを参考にしてください。
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