6月の名古屋は蒸し暑い？気温・湿度・服装の目安と過ごし方を徹底解説

梅雨入りを迎える6月、名古屋市を訪れる方にとって気になるのが「蒸し暑さ」です。名古屋は“日本三大都市”の一つであると同時に、“蒸し暑さの代表格”ともいわれる地域。その体感は他都市と比べてもかなり特徴的です。本記事では、6月の名古屋の気候傾向や服装の目安、快適に過ごすための対策を紹介します。

6月の名古屋の気温と湿度の傾向

気象庁の平年値（1991〜2020年）によると、名古屋の6月の平均気温は約23.0℃、最高気温の平均は27℃前後、最低気温は19℃前後となっています。

特に中旬から下旬にかけては湿度が一気に上昇し、日中の体感温度は30℃を超える日も珍しくありません。湿度は平均で70〜80％程度。朝晩もムシっとした空気感が続きます。

名古屋は盆地的な地形かつ都市のコンクリート化が進んでいるため、熱がこもりやすく夜間も気温が下がりにくい特徴があります。

また、東京や大阪に比べても湿度が高くなる日が多く、「気温はそれほどでもないのに汗が止まらない」という“蒸し暑さ”特有の不快感が強く出るのが特徴です。

名古屋の6月は基本的に夏服で問題ありません。日中は半袖・薄手のシャツやTシャツが基本。夜も長袖は不要な日が多いです。

また、雨天や急な気温差もあるため、折りたたみ傘やレインシューズも備えておくと安心です。

蒸し暑さ対策として、外出時は以下の点に注意しましょう。

市内の地下街（サカエチカ、ユニモールなど）を活用すれば、蒸し暑さを避けながら移動も可能です。

例年6月に名古屋を訪れる旅行者からは「思っていた以上に暑かった」「湿気で汗がすぐに出てきた」「外を歩くと服がすぐベタつく」といった声が多く聞かれます。

一方で「夕方以降は風が涼しく感じる」「屋内施設が充実しているので快適に過ごせた」という声もあり、過ごし方によって印象は大きく変わるようです。

6月の名古屋は確かに蒸し暑さを感じやすい時期ですが、服装や行動時間を工夫すれば快適に過ごすことが可能です。特に午前中の外出、速乾性の高い服装選び、冷房対策を意識すれば、夏本番前の名古屋観光を十分楽しむことができるでしょう。

暑さと上手につきあいながら、6月の名古屋を満喫してみてください。