ライブ遠征と旅行費用を最適化する判断基準|抽選前に航空券+ホテルを予約すべきか?

飛行機、空港

ライブ遠征を計画するとき、チケットの抽選結果を待たずに先に航空券+ホテルを押さえるかどうかは、費用面で大きな判断ポイントになります。特に夏休み期間や連休付近は価格変動が大きく、先に買うべきか、結果を待つべきか迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、2024年8月13日の遠征(松山発→羽田)を例に、費用シミュレーションを交えてわかりやすく解説します。

想定されるスケジュールと条件を整理

今回の前提条件は以下の通りです:

  • ライブ開催日:8月13日(火)
  • 現在の日付:6月19日(水)
  • チケット当落発表:7月12日(金)
  • 航空券+ホテルセット料金(現在価格):32,000円
  • キャンセル料:4,000円(JALダイナミックパッケージ等)

この条件に基づき、「今すぐ予約する場合」と「当落を待って予約する場合」でそれぞれ費用とリスクを見比べてみましょう。

今予約して、落選時にキャンセルした場合のコスト

現在のセット価格32,000円で予約し、万が一チケットが外れた場合にキャンセルすると、キャンセル料は4,000円。

結果的に支払うのはキャンセル料4,000円のみです。この4,000円は「予約を早めて価格上昇リスクを避ける保険」と捉えることができます。

特に8月は繁忙期で、航空券・宿泊料金は日に日に上昇する傾向にあります。そのため、早期に予約しておくことで割安価格を確保できる可能性が高いです。

7月12日以降に予約した場合のリスク

当落を確認してから予約する場合、確かにキャンセル料のリスクはなくなりますが、価格上昇のリスクが大きくなります。夏休み期間中の羽田便+東京宿泊は、混雑期に向けて価格が高騰しやすく、32,000円のプランが残っている保証はありません。

例年、7月上旬〜中旬にかけて航空パック料金は1.3〜1.5倍程度に上昇する傾向があります。つまり、同じ条件での予約が38,000〜45,000円になる可能性もあります。

この場合、チケットが当たっても後悔の残る結果になるかもしれません。

費用比較のシミュレーション

選択肢 予約タイミング 想定支払総額 備考
① 先に予約して外れた場合 6月19日 4,000円(キャンセル料) 価格固定・リスクヘッジあり
② 当選後に予約した場合 7月12日 38,000〜45,000円 確実だが値上がりリスク高

このように、今すぐ予約しても外れた際の損失は4,000円で済みますが、後から予約すると最大で13,000円以上割高になる可能性があります。

おすすめの判断基準と予約方法

キャンセル料が明確で抑えられているプラン(今回のように4,000円など)であれば、「今予約しておく方がトータルで得」という判断が合理的です。

また、予約時には次の点にも注意しましょう:

  • キャンセル料の発生日(通常、出発21日前以降)
  • キャンセル手続きの期限(出発の何日前まで可能か)
  • 宿泊施設のキャンセル規定(航空とは別になる場合あり)

JALの「ダイナミックパッケージ」やANAの「旅作」は、早割価格を利用しつつ、キャンセル条件も明示されているため安心です。

まとめ:今のうちに予約→落選時キャンセルがコスパ良し

航空券+ホテルのセットは、早めに押さえることで価格を抑えられます。今回のようにキャンセル料が明確で少額(4,000円)であれば、今予約しておき、落選した場合だけキャンセルするのが費用リスクを最小化する賢い方法です。

抽選の不確実性を前提にしたうえで、旅行費用を抑えるには「損して得取る」判断が重要。遠征成功の鍵は、事前準備と柔軟な対応力にあります。

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