サムスンは造船業も展開している?電子機器以外の事業領域を深掘り解説

フェリー、港

スマートフォンやテレビといった電子機器で有名な韓国の大企業「サムスン(Samsung)」ですが、実は造船業も手がけていることをご存じでしょうか?この記事では、サムスングループにおける造船部門の役割や歴史、主な実績をわかりやすく解説します。

サムスングループの多角経営と造船事業

サムスングループは、電子機器や半導体だけでなく、金融、建設、重工業など多くの分野に進出している韓国最大級のコングロマリットです。

その中でも「Samsung Heavy Industries(サムスン重工業)」は、グループ傘下の重工業企業であり、世界有数の造船会社の1つです。スマートフォンとは全く異なる分野ながら、同じ「サムスン」ブランドでグローバルに展開しています。

Samsung Heavy Industriesとは

Samsung Heavy Industries(略称SHI)は、1974年に設立され、韓国・巨済島(コジェド)に世界最大級の造船所を構えています。

同社は、タンカー、LNG船(液化天然ガス運搬船)、コンテナ船、FPSO(浮体式石油生産設備)など、さまざまな外航用大型船舶を建造しており、造船業界では三井E&S、現代重工業、大宇造船と並ぶグローバルプレイヤーの一角です。

実績と国際的な評価

Samsung Heavy Industriesは、2010年代には世界のLNG船建造市場で高いシェアを占めており、日本やヨーロッパの海運会社、エネルギー企業との取引実績も豊富です。

たとえば、ノルウェーの企業向けに環境規制対応型のLNG船や、自動航行機能付きの超大型タンカーなど、最先端の船舶技術開発に取り組んでいます。

造船以外の重工業分野も展開

Samsung Heavy Industriesは造船に加え、海洋プラットフォームの建設や風力発電設備、原子力関連施設の建設にも携わっており、「総合海洋エンジニアリング企業」としての側面も持っています。

これにより、単なる造船業にとどまらない、多角的な技術開発と国際競争力を発揮しています。

電子機器との直接的な関係はない

Samsung Heavy IndustriesとSamsung Electronics(電子部門)は別会社ですが、同じサムスングループに属しています。そのため、経営上のシナジーやブランドの信頼性を共有しています。

たとえば「サムスン=スマホ企業」という印象が強いですが、実際には造船や建設などインフラ関連事業がグループ全体の重要な収益源になっているのです。

まとめ:サムスンは世界的な造船企業でもある

サムスンは電子機器のイメージが強いものの、「Samsung Heavy Industries」を通じて世界有数の造船会社としても確かな地位を築いています。

LNG船や巨大コンテナ船などの最先端船舶を手がけ、国際的にも高い評価を得ており、造船業を含む多角経営こそがサムスングループの強みと言えるでしょう。

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