ホテルアメニティの記憶をたどる:ニューオータニ大阪にあった高級ブランドのシャンプーとは

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ホテルで過ごす時間の中で、印象に残るものの一つがアメニティです。特に、香りや使い心地がよかったシャンプーやコンディショナーは、年月を経ても忘れられないものとなります。今回は、約35年前にホテルニューオータニ大阪に宿泊した際に出会ったアメニティに関する記憶を手がかりに、当時のホテルアメニティ事情をひも解いてみましょう。

高級ホテルとブランドアメニティの関係

1980年代から1990年代初頭にかけて、日本の高級ホテルでは海外ブランドのアメニティを導入することがステータスとされていました。とりわけ、Lanvin(ランバン)Lancôme(ランコム)といったフランスの有名ブランドは、多くのホテルのバスルームを彩っていました。

これらのブランドのシャンプーやコンディショナーは、その香りや質感に高級感があり、記憶に残りやすいものでした。特にニューオータニグループは、当時から外資系の文化を取り入れる先進的な取り組みをしていたことでも知られています。

LanvinとLancôme、どちらだったのか

当時の宿泊者が記憶する「Lanvinだったかも…でもLancomeだったかも…」という曖昧さは、両ブランドともに人気だったことと、パッケージデザインが似ていたことに起因する可能性があります。

Lanvinは、上品で落ち着いた香りとシンプルなボトルデザインで知られ、ホテルユースにもよく用いられました。一方でLancômeは、美容液やスキンケアで知られていますが、当時はホテルアメニティとしても展開されていた記録があります。

ニューオータニ大阪で使われていたブランドの傾向

1980年代のニューオータニ大阪では、海外の顧客にも対応できるよう、ヨーロッパブランドのアメニティを導入していたという声が、関係者や元従業員の証言からもあります。

「Lanvinのパープルの小瓶がバスルームにあった」「高級感ある香りが印象的だった」など、宿泊者の記憶からもLanvinの可能性が高いと考えられます。

今では入手困難なアメニティの復刻と探し方

当時のアメニティは現在ではほとんど流通していませんが、メルカリオークファンなどの中古品取引サイトで、未使用のコレクター品が出回ることもあります。また、ホテルニューオータニの本社や広報に問い合わせてみるのも一つの方法です。

さらに、「ホテル アメニティ ランバン 昭和」などで画像検索すると、記憶に近いビジュアルを探し出せる可能性があります。

記憶を共有することの価値

ホテルのアメニティという一見ささいなアイテムでも、思い出をたどる手がかりとして強く心に残るものです。そして、それを誰かと共有することで、同じ記憶を持つ人に出会えるかもしれません。

同じ時期にホテルを利用した人や、当時スタッフだった方の記憶が、探しているアイテムの手がかりになることもあります。

まとめ

ニューオータニ大阪にかつて置かれていたアメニティについては、Lanvinが最有力とされていますが、Lancômeの可能性も否定できません。高級ホテルならではのこだわりのアイテムが、今もなお人々の記憶に残っているのは、その品質と体験の価値ゆえでしょう。

もしこの記事をご覧の方で、当時のアメニティを覚えている方がいらっしゃれば、ぜひコメントなどで情報をお寄せください。

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