葛西臨海公園は東京湾に面した美しい自然と観覧車、水族館などが楽しめる人気のスポットです。写真や映像の撮影に訪れる方も多く、特に学生の課題制作などでの利用も見られます。本記事では、同公園内での個人撮影に申請が必要かどうか、安心して撮影するためのポイントをわかりやすく解説します。
スマートフォンによる個人撮影は基本的に申請不要
公園の開放スペース(芝生広場、園路、展望広場など)において、スマートフォンや一般的なデジカメでの個人利用を目的とした撮影は、原則として申請不要です。
とくに営利目的でなければ、学校の課題や個人作品のための撮影は「公園利用の範囲」として認められることがほとんどです。
注意が必要なエリア:水族館と観覧車
葛西臨海公園内にある「葛西臨海水族園」および「ダイヤと花の大観覧車」は、都立公園ではなく、別の運営主体によって管理されています。
これらの施設内での撮影は、次の点に注意が必要です。
- 商業用・営利目的の撮影は事前申請が必須
- 個人撮影(スマホ・小型カメラ)の場合も撮影ルールが存在します
- 葛西臨海水族園公式サイトでは、フラッシュ・三脚・自撮り棒の使用が禁止されています
観覧車についても、フラッシュや他の利用者への配慮が求められるため、事前にスタッフに一声かけることをおすすめします。
不安を感じたらスタッフに確認を
どうしても「これって大丈夫?」と感じるような場合は、園内のサービスセンターまたは施設入口でスタッフに撮影の意図を伝えましょう。特に学生課題や趣味の範囲であることを説明すれば、親切に対応してくれるケースが多いです。
口頭確認でも十分ですが、必要に応じて書面申請の案内がある場合もあるので、不安なら公式に確認しておくと安心です。
申請が必要なケースとは?
- 三脚・照明・マイクなど機材を使用する場合
- 団体での撮影(モデルを使った演出含む)
- YouTubeや営利活動を目的とした投稿
上記のようなケースでは、都立公園への撮影申請書の提出が必要になることがあります。詳しくは東京都公園協会の公式サイトで確認可能です。
まとめ:スマホでの個人課題撮影は原則OK、施設はルール確認を
葛西臨海公園では、スマートフォンでの個人撮影は申請不要な場合が多く、安心して風景や風情を記録することができます。ただし、水族館や観覧車などの施設内では、独自の撮影ルールがあるため、現地での確認や公式サイトの事前チェックが安心材料となります。
堂々と作品づくりに取り組むためにも、疑問を感じたら遠慮せず確認を。思い出と学びが詰まった素敵な映像作品になることを願っています。


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