イベントの計画や営業ルートの構築などで「1つの出発地点から複数の目的地までの距離や時間を一括で把握したい」というニーズは多くあります。特に40カ所以上ともなると、Googleマップを1件ずつ操作するのは現実的ではありません。この記事では、東京都庁を出発点として複数地点の距離を一括で計測したい場合に使えるツールや方法を紹介します。
Googleマップの限界と一括測定の課題
Googleマップは一般的で使いやすいツールですが、1回の経路検索で設定できる目的地は1つ(経由地として数カ所追加可能)に限られており、大量の地点を一気に処理するには不向きです。
たとえば「東京都庁→板橋区役所」「東京都庁→スカイツリー」など、40地点を手動で検索するのは非常に時間がかかります。
おすすめツール①|BatchGeo(バッチジオ)
BatchGeoは、住所や施設名をExcel形式で入力し、マップ上に複数地点を一括表示・測定できる無料ツールです。
目的地をリスト化し、「出発地点」から各目的地への直線距離やおおよそのルートを可視化できます。無料版でも十分利用価値があり、Pro版では時間推定も可能です。
おすすめツール②|RouteXL(ルートエックスエル)
RouteXLは、複数の住所を一括で入力することで、効率的な経路と移動時間・距離を自動で計算してくれるサービスです。
無料版では最大20地点まで対応、有料版で100地点以上も可能。CSVインポートも可能で、営業ルートの最適化にも適しています。
おすすめツール③|My Maps(Googleマイマップ)
Googleマイマップを使えば、40地点までを一括登録し、マップとして視覚的に管理可能です。
ただし、ルート検索や移動距離の詳細測定は別途手動操作が必要になるため、他ツールと併用することで真価を発揮します。
エクセルやスプレッドシート+API連携の高度な方法
Google Maps APIやOpenRouteService APIなどを活用すれば、住所リストをスプレッドシートで管理し、プログラム的に一括で距離や時間を算出できます。
たとえば「Google Apps Script」でGoogle SheetsとGoogle Maps APIを連携させれば、出発地1件+目的地複数の組み合わせ距離を自動出力可能です。
実用的な例:東京都庁からの測定を行いたい場合
例えば以下のようにエクセルやCSVで住所を整理して、BatchGeoやRouteXLにインポートすれば、瞬時に地図上に位置が反映され、移動距離が可視化されます。
| 目的地 | 住所 |
|---|---|
| 板橋区役所 | 東京都板橋区板橋2-66-1 |
| スカイツリー | 東京都墨田区押上1-1-2 |
| 中野区役所 | 東京都中野区中野4-8-1 |
まとめ:距離一括測定はツール選びがカギ
スタート地点が1つ、ゴールが複数というパターンには、GoogleマップよりもBatchGeoやRouteXLなどの専用ツールの方が圧倒的に効率的です。
住所リストがあるならCSVやエクセルを活用して一括処理し、APIやクラウド型ツールを上手に使うことで、大量の距離測定を短時間で済ませられます。
一度テンプレートを作ってしまえば、今後も繰り返し使える「効率的な距離測定の仕組み」として活躍するでしょう。


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