音楽フェスへの参加にはチケットの応募方法が複数存在する場合があり、特に「スマチケ」と「紙チケット(通常の電子チケットや郵送型)」の違いが混乱を招くことがあります。Cannonballフェスのような人気イベントでは、応募形式の違いによる“重複扱い”が問題になるケースもあります。今回は、スマチケと紙チケットの併用による重複応募の可否やリスクについて解説します。
スマチケと紙チケットは別枠として扱われる?
多くのフェス運営側では、「応募形態が違っても、同一人物による複数応募は1件とみなす」ことが一般的です。特に、応募に氏名・電話番号・メールアドレス・端末情報などの個人識別情報を使っている場合、応募方法が違っても同一人物であると判定されます。
したがって、スマチケで応募した後に紙チケットでも応募すると、重複応募と見なされて無効扱いになるリスクがあります。
重複扱いになった場合のリスク
重複応募が確認された場合、応募自体が無効となったり、抽選対象から除外される可能性があります。一部のイベントでは“重複防止のため厳格に無効とする”と明記されており、意図的でなくても影響を受けることがあります。
たとえば、2023年の某ロックフェスでは「スマチケと紙チケの両方で応募していたユーザーがすべて落選対象になった」というケースも報告されています。
応募前に確認したい主催者のガイドライン
応募前に必ず、イベント公式サイトまたは販売サイト(e+やチケットぴあ等)のFAQ・注意事項を確認しましょう。「重複応募に関する記載」がある場合は、応募は一形式に絞るのが安全です。
また、応募後に間違いに気づいた場合は、主催者への問い合わせフォームやチケット会社のサポートセンターに早めに連絡するのがベストです。
スマチケと紙チケの違いと利点を理解しよう
- スマチケ:スマートフォン専用、当日アプリで表示。郵送不要で紛失リスクも低い。
- 紙チケット:記念として残したい人に人気。同行者への譲渡もしやすい。
ただし、どちらの形式でも「同一名義で複数応募」はトラブルの元となるので避けましょう。
まとめ:応募は一つの方法に絞って確実に
スマチケで既に応募しているなら、紙チケットでの追加応募は控えましょう。重複扱いとなり、応募そのものが無効になる可能性があるためです。
フェスに確実に参加したいのであれば、応募方法は一つに絞り、主催者の公式情報をしっかり確認することが大切です。余計なリスクを回避して、思い出に残る夏フェスを楽しんでください!


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