Googleマップで渋滞なしの通常所要時間を確認する方法|計画に役立つ使い方ガイド

交通、地図

旅行や出張、週末のドライブ計画などでGoogleマップを使うと、現在の交通状況に基づいた所要時間が表示されるため便利です。しかし、渋滞がない「通常の交通状況」でどれくらいかかるのかを知りたいケースも多いはず。この記事では、Googleマップで過去の交通データを活用し、より正確な移動計画を立てるための方法をご紹介します。

Googleマップの所要時間はどう決まっている?

Googleマップのルート検索では、リアルタイムの交通状況・過去の交通データ・道路の種類(高速道路、一般道など)など複数の要素が加味されており、動的に所要時間が提示されます。赤やオレンジで表示される交通情報は、現在の混雑度を示しており、表示時間もその状況に基づいて変動します。

たとえば平日の通勤時間帯や祝日の渋滞時には、通常よりも大幅に所要時間が長く表示される傾向があります。

通常時の所要時間を知るには「出発時刻を指定」

通常の交通状況での移動時間を確認したい場合は、Googleマップの「出発時刻を設定」機能を使うのが最も効果的です。

  • ルート検索画面で出発地と目的地を入力
  • 「出発時刻を設定」をタップ(PCでは「出発または到着時刻を設定」)
  • 平日の深夜や早朝(例:午前3時や午前4時)を指定

このようにすることで、渋滞の影響を受けにくい通常時の所要時間が表示されます。

予測時間をチェックする「曜日と時間帯の調整」

Googleマップは過去のビッグデータに基づいて、曜日と時間帯ごとの混雑傾向を学習しています。したがって、未来の時間(例:次の金曜日の午前10時など)を指定することで、その時間帯における平均的な交通状況に基づいた時間が表示されます。

これにより、実際の出発予定時間における現実的な所要時間がわかり、渋滞回避にも役立ちます。

スマートフォンアプリとPCでは表示内容が少し違う

Googleマップのモバイルアプリ(Android/iOS)とPC版では、表示される情報やUIに微妙な違いがあります。たとえば、PC版では予測時間の幅(例:45~60分)などが表示されることもあり、より細かい分析がしやすいです。

特に旅行計画や長距離移動の際には、PC版での事前確認をおすすめします。

実例:東京〜箱根間での時間差を比較

例として、東京駅から箱根湯本駅までのドライブを平日午前8時(ラッシュ)と午前4時(通常)で比較すると。

  • 午前8時:およそ2時間15分
  • 午前4時:およそ1時間30分

このように、出発時間を変えるだけで45分以上の差が出る場合もあります。

Googleマップ以外の所要時間参考ツール

高速道路利用が前提の場合は、NEXCOの「ドラぷら」や「NAVITIME」などを併用することで、より正確な予測が可能です。特に大型連休中の所要時間には差が出やすく、複数の情報源から確認するのが賢明です。

NEXCOドラぷら公式サイトでは、過去の混雑傾向もチェックできます。

まとめ:Googleマップの時間表示は工夫次第で精度が上がる

Googleマップは非常に便利なツールですが、デフォルトではリアルタイムの交通状況に左右されがちです。出発時間の指定機能や曜日別予測を活用することで、通常時の所要時間を把握しやすくなります。計画を立てる際には、時間帯を調整しながら複数の候補時間を比較してみましょう。

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