アメリカの学生ビザ(F-1ビザなど)を申請する際、多くの学生が直面するのが「住所の記入」に関する疑問です。特に大学生で一人暮らしをしている方は、現住所と戸籍上の住所が異なることがよくあります。今回はそのようなケースでどの住所を使えばよいのか、そしてSEVIS I-20やDS-160の申請において注意すべきポイントを詳しく解説します。
ビザ申請で必要となる主な住所の種類
ビザ関連の書類では複数の住所が関わってきます。たとえば、SEVISやI-20にはアメリカでの滞在先住所が、DS-160フォームには自宅住所や現在の住所、郵送先住所など複数記入欄がある場合があります。
ここで重要なのは、それぞれの用途に応じて適切な住所を使い分けるという点です。つまり「現住所」=郵便物の受け取りや生活の拠点に使用される住所、「戸籍住所」=法的な居住地とされる住所、という考え方をすると整理しやすくなります。
SEVISやI-20に記載する住所はどちらが望ましい?
SEVISに関しては、基本的に「現在生活している住所(現住所)」を記入するのが一般的です。これは大学との連絡や書類の郵送など、実務的に重要な役割を果たすからです。
仮にSEVIS提出後に住所を間違えていたことに気付いても、学校(DSO:Designated School Official)に連絡すれば修正可能です。早めの連絡が安心につながります。
DS-160では「現住所」と「恒久住所」を区別
DS-160フォームでは「Permanent Address(恒久住所)」と「Mailing Address(郵送先住所)」が分かれているため、それぞれに適切な情報を記載することが推奨されます。
例:
Permanent Address:戸籍上の実家の住所
Mailing Address:現在住んでいるアパートの住所
このように使い分けることで整合性も取れ、トラブルのリスクも減ります。
パスポートや銀行書類との住所の整合性は必要?
アメリカビザの申請では、必ずしもすべての書類で住所が一致している必要はありませんが、矛盾がある場合は理由が説明できるようにしておくことが大切です。たとえば、「一人暮らしをしているため、戸籍と現住所が異なります」と面接で簡単に答えられるように準備しておくとよいでしょう。
また、万が一書類送付先に問題があると、I-20などの重要書類が手元に届かなくなる可能性もあるため、郵送先の住所(Mailing Address)だけは間違いないように記入してください。
過去の事例:同様のケースでの対応例
過去に同様のケースで申請した学生の体験談によると、多くの人が「現在の住所」でSEVISやDS-160を申請し、特に問題は起きていないという報告があります。アメリカ大使館も、実際に生活している住所を重視する傾向があるため、焦らず状況を整理することが大切です。
まとめ:焦らず、用途に応じた住所の使い分けを
ビザ申請において住所の整合性は重要ですが、現住所と戸籍住所が異なること自体は珍しいことではありません。SEVISやDS-160では、用途に応じて適切に現住所・戸籍住所・郵送先住所を使い分けることでスムーズな対応が可能です。
万が一入力ミスや住所の違いに気づいても、早めに学校や大使館に相談すれば修正できるケースが多いので、慌てず対応することが成功のカギです。


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