熊本空港の開港当初の滑走路長について、「1971年に移転時は2000m(あるいは1800m)だった」との疑問があります。本記事では公式・歴史的資料をもとに、開港当時の正確な滑走路長とその後の延伸経緯を詳しく解説します。
移転前の旧熊本飛行場と滑走路の長さ
1956年に開港した旧・熊本空港(健軍飛行場)は滑走路長がわずか1,200mしかなく、プロペラ機主体の運用に限界がありました。
この短さが、新空港移転の背景となった重要な要因の一つです。
1971年移転時の滑走路長は2,500m
1971年4月1日、熊本空港は現・益城町に移転し、滑走路長は2,500mで供用開始されました。
Wikipedia日本語版や英語版のほか、国交省九州整備局や熊本県資料にもこの数値が示されています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
1980年に3000mへ延伸された経緯
中型機の定期就航や国際線開始に伴い、1971~1980年で滑走路延伸が進められ、1980年には3,000mに拡張されました。
これも公式資料や歴史年表から確認できます :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
“2000m説”は誤認の可能性が大きい理由
「2000mだった」という記憶は、移転準備期の計画案や勘違いである可能性があります。
移転初期に2000mで暫定供用されたとする記録は見当たらず、当初から2,500m設計で開港したことが歴史的資料により裏付けられています。
測量図や公式記録からも裏づけ
国交省資料では、昭和43年着工・昭和46年開港時に「滑走路2,500m」と明記されています。
また九州整備局の説明にも“現地滑走路2,500m”開港、の記録があり、確定的です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
まとめ:1971年移転時は2,500m、1980年に3,000mへ
・旧空港(1960年)は1,200m
・移転時(1971年)は2,500m
・延伸後(1980年)は3,000m
「熊本空港は移転当初2000mだった」というのは誤認と考えて間違いありません。
飛行経路・進入方式の歴史的背景にも触れつつ、正確なデータによる理解が非常に重要です。


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