タイへの渡航を計画している方にとって、入国手続きの変更は気になるポイントです。近年、タイでは従来の紙の入国カード「TM6」に代わり、オンラインでの事前登録制度が導入されつつあります。本記事では、TM6の最新情報や、外国人・タイ国籍者のそれぞれにおける扱いの違いを解説します。
TM6とは何か?基本をおさらい
TM6は、タイに入国する際に必要な「入国カード」のことで、正式には「Arrival/Departure Card」と呼ばれます。これまで空港で紙で配布され、手書きで記入するスタイルが一般的でした。
このカードには、氏名やパスポート番号、滞在先住所などの情報を記載し、入国審査時に提出します。入国後には出国時にも必要になるため、大切に保管する必要がありました。
事前オンライン登録(eTM6)とは?
タイ政府は観光客の利便性向上と空港の混雑緩和のため、TM6の電子化を推進しています。これがいわゆる「eTM6」です。現在はまだ試験運用中の段階もありますが、バンコク・スワンナプーム国際空港など主要空港では利用が広がりつつあります。
登録は公式ウェブサイトなどから可能で、事前に入力を済ませておくことで、到着時の手続きがスムーズになるメリットがあります。
TM6が必要なのはどのような人?
原則として、TM6の提出が必要なのは「タイに入国する外国人」です。つまり、観光ビザ、ビザなし渡航、長期滞在ビザなどを使って入国する外国籍の渡航者が対象となります。
一方で、タイ国籍を持つ方(例:日本に永住するタイ人など)は、パスポートのみで入国可能であり、TM6の提出が免除されているケースが多いです。特に帰国時(タイ人として自国に戻る際)は、TM6の提出は基本的に求められていません。
タイ人でもTM6が必要になる例外はある?
タイ国籍者でも、特別なビザやステータスで別扱いされる場合など、例外的に提出を求められる可能性はゼロではありません。しかし一般的には、「外国人」カテゴリーに該当しない限りTM6は不要です。
例えば、日本に長期滞在しているタイ国籍者が一時帰国する場合、通常のパスポートで入国でき、TM6は不要です。
eTM6はいつから完全移行?紙のTM6はまだある?
2024年現在、完全にeTM6へ移行されたわけではなく、一部の空港や路線では紙のTM6がまだ使われています。特に地方空港などでは、引き続き紙の提出を求められる可能性もあるため、事前に空港や航空会社に確認するのが安心です。
ただし今後、段階的にeTM6に統一されていく予定とされており、海外旅行者にとってオンライン事前登録はスタンダードになっていくでしょう。
まとめ:TM6は外国人向け、タイ国籍者は原則不要
タイへの入国に必要なTM6カードは、主に外国人を対象とした制度であり、日本に住むタイ人であっても、タイ国籍を保持していれば基本的に必要ありません。一方で、外国籍の旅行者は今後、eTM6による事前登録が主流になると考えられます。
旅行前には公式情報を確認し、自身の国籍・ビザ種別に合った対応を行いましょう。


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