カナダ・ワーホリ申請時のパスポート有効期限に注意!途中更新と差し替え対応のポイント

ビザ

カナダのワーキングホリデー(IEC)を検討している方にとって、パスポートの有効期限は見落とせない重要な要素です。申請時の有効期限によっては、ビザの有効期間に制限がかかることも。この記事では、現行のパスポートで申請した後に新しいパスポートに更新し、差し替え手続きを行う方法や注意点について詳しく解説します。

■ ワーホリビザの有効期間はパスポートの有効期限に左右される

カナダのワーホリビザ(POEレター)は最長1年間の滞在許可が発行されますが、パスポートの有効期限が1年未満であると、その分しか滞在許可が下りません。たとえば、パスポートの残り有効期間が6か月しかない場合、ビザも6か月しか発行されないことがあります。

このため、渡航時に有効期限が短いと、現地での滞在計画に支障が出る可能性があるのです。

■ 既存パスポートで申請し、後から新しいパスポートへ差し替えることは可能?

結論から言えば、現在のパスポートでIEC申請を行い、後から新しいパスポートに切り替えることは可能です。ただし、そのためにはいくつかの手続きが必要です。

カナダ移民局(IRCC)にMyCICアカウントからログインし、書類の再提出手続きや「Webフォーム」からの問い合わせを通じて新しいパスポート情報をアップロードする必要があります。

■ 差し替えの具体的な流れ

  • 1. 旧パスポートでIEC申請を行う
  • 2. 新しいパスポートを取得
  • 3. IRCCの「Webフォーム(IRCC Webform)」にアクセス
  • 4. 新しいパスポートの情報とスキャンデータを提出
  • 5. IRCC側で内容確認・反映

この手続きを正しく行えば、現地入国時に最新のパスポートを提示しても問題ありません。入国時には両方のパスポートを携行することが推奨されます。

■ パスポート更新のタイミングと申請タイミングのバランス

「先にパスポートを更新したいけど、IECの定員が心配で申請を急ぎたい」と考える方も多いはず。実際、IECは募集人数に限りがあり、人気の国(日本など)は早期に枠が埋まることも。

このため、定員が埋まる前に申請を済ませておき、パスポートだけ後で更新・差し替える方法が有効な選択肢です。多くの体験談でもこの方法が使われており、実際にビザを問題なく取得できたケースが報告されています。

■ 実際に差し替えをした人の体験談

たとえば、2024年に申請したAさんは、当初のパスポートが半年後に切れる状況でした。彼はまず旧パスポートで申請し、約1か月後に新しいパスポートを取得。Webフォームから申請し、1週間後にはPOEレターに新しいパスポート情報が反映されたとのことです。

このように、正確な手順を踏めばパスポートの差し替えは問題なく可能です。

まとめ

カナダ・ワーホリの申請において、パスポートの有効期限はビザ発行に直結する重要事項です。もし今のパスポートの期限が短い場合でも、申請自体は可能であり、その後に新しいパスポートへ更新し差し替え手続きを行うこともできます。

定員枠が気になる場合は、まず申請しておくことでチャンスを逃さず、後から差し替え対応をするのが現実的な選択肢です。しっかりと手順を理解し、安心して渡航準備を進めましょう。

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