南米にあるボリビアの首都ラパス(La Paz)は、世界でも特に標高が高い都市として知られています。この記事では「ラパスは何帯?どんな気候?」という疑問を、地理の授業に役立つ形でわかりやすく解説していきます。
ラパスは「熱帯」だけど寒い?不思議な場所!
地球は赤道からの距離によって「熱帯・温帯・寒帯」のような緯度による区分があります。ラパスは赤道に比較的近いため、緯度的には「熱帯」に属します。
しかし、ラパスの標高はなんと約3,600メートルもあるため、気温がとても低く、気候的には寒いです。これは「標高が100メートル高くなると気温が約0.6度下がる」という気温の法則が関係しています。
ラパスの気候区分は「高山気候」
世界の気候を「ケッペンの気候区分」で見ると、ラパスは「高山気候(H)」に分類されます。
高山気候の特徴は、1年を通じて気温が低く、昼と夜の寒暖差が大きいこと。夏でも朝晩は冷え込み、冬はさらに寒くなるため、防寒対策が必要です。
気温と降水量のグラフで見るラパスの特徴
ラパスでは12月から3月にかけてが雨季、5月から8月ごろが乾季になります。年間を通して降水量はそれほど多くありませんが、雨季にはまとまった雨が降ります。
平均気温は10℃前後で、標高の高さの影響を強く受けています。これにより、緯度が低くても熱くならないのが大きな特徴です。
ラパスの気候が人々の生活に与える影響
高山気候のため、農業ではじゃがいもやキヌアなど寒冷地でも育つ作物が中心となります。また、酸素が薄いため、地元の人々は「高地順応」していて、肺が大きく発達しているとも言われています。
観光客が訪れると「高山病」になることもあるので、ゆっくり体を慣らす必要があります。
身近な疑問を深掘りするのが地理の楽しさ
「赤道に近い=暑い」と思いがちですが、ラパスのように標高の影響で気温が大きく変わる場所もあります。これは地理を学ぶ上でとても大事なポイントです。
たとえば、同じく赤道付近にあるキリマンジャロ山頂も一年中雪があるように、「高さ」は「気候」に大きく関係しています。
まとめ:ラパスの気候をひとことで言うと?
ラパスは緯度的には「熱帯」にありますが、標高が高いため気候区分としては「高山気候」に属しています。このように「場所の高さ」も気候に深く関係していることを覚えておきましょう。
中学の地理のテストやレポートでも、標高の影響に注目すると◎!


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