韓国に向精神薬であるエチゾラム(デパス)を持参する際の申請方法や手続き、税関対応について、安心して旅行できるよう最新ルールをまとめました。
■向精神薬の韓国持ち込みに申請が必要な理由
エチゾラムは韓国では〈麻薬・向精神薬〉に該当し、渡航前にMFDS(韓国食品医薬品安全庁)への事前申請と許可取得が必須です。許可なしの持ち込みは厳しく禁止されています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
許容される量は、滞在期間中に消費可能な分+最大予備5日分=最大90日分まで。申請の際に英文または韓国語書類が求められます :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
■申請書類と提出期限
提出が必要な書類。
- 英文医師診断書(病名・用量・総処方量記載)
- 処方箋のコピー
- 航空券コピー(渡航日・便名)
- 申請は本人のみ、代理不可
締切りは入国の少なくとも10営業日前。しかし税関資料によれば業務日10日かかるため、なるべく14日前には提出するのが望ましい :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
■申請後の対応と許可証受け取り
申請後、通常10営業日で許可証が発行されます :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
許可証はメールやPDF形式で届くことが多く、自宅で印刷して持参するのが一般的です。
■空港・税関でのチェックと所持方法
税関では携行量を確認される場合がありますので、錠数やボトルは開封せずにそのまま持参するのが安心です :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
薬は必ず機内持ち込み手荷物として所持し、スーツケース預け入れにはできません :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
■提出書類の不備リスクと対応
総処方量、不足書類、言語ミスなどの不備があると申請が差し戻され、許可不可となる可能性があります :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
不安な場合は、診断書や英文処方箋を専門機関(例:旅の医学社など)で用意するのが確実です :contentReference[oaicite:7]{index=7}。
■各質問への回答まとめ
| 項目 | 回答 |
|---|---|
| 申請~返信 | 10営業日程度(申請後2週間程度) |
| 返信形式 | PDFまたはメール書類、印刷必須 |
| 税関での薬チェック | 所持量・錠数・瓶そのままで確認あり |
| 持ち込み方法 | 必ず機内持ち込み。預け入れ不可 |
■申請許可が下りない場合は要注意
許可が下りなければ韓国への持ち込みは不可。旅行を断念するか、事前に韓国国内で代替薬を処方してもらう必要があります :contentReference[oaicite:8]{index=8}。
■まとめ
・エチゾラムは向精神薬で韓国持ち込みには事前申請が必要。許可なく渡航すると薬の没収&法的措置の可能性あり。
・書類は英語・韓国語で完全に整え、申請は早めに。許可証を印刷し税関で提示できるように。
・携行薬は瓶のままで機内持ち込み。所持数や錠数情報は必ず手元に。
・不備で許可下りない場合、旅行延期か韓国現地調達を検討。


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