屋台動画で話題!油たっぷりカリカリ食感の海外ストリートフード「ムルタバ」を知っていますか?

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海外の屋台動画で一時期SNSを席巻した、油で焼き上げる音と共に薄い生地をカットしていく様子が特徴の料理。TikTokやInstagramのリールで流れてきたことがあるという方も多いのではないでしょうか?この記事では、その正体とされる「ムルタバ」について詳しくご紹介します。

ムルタバとは?

ムルタバ(Murtabak)は主に東南アジアや中東で人気のある屋台発祥の食べ物で、卵や肉、香辛料を包んで鉄板で焼き上げた薄焼きのパンのような料理です。

タイ、マレーシア、インドネシアなどの路上屋台では、ムルタバを鉄板の上でジュウジュウと焼き、香ばしい音とともにリズミカルにカットしていく動画が特に人気でした。

動画でよく見られる調理風景

見た目は薄いクレープのような生地を伸ばし、具材を包んだ状態で油たっぷりの鉄板で焼いていきます。焼きあがった後、包丁でカチャカチャと音を立てながら細かく切り分けていく様子がとにかくASMR的に気持ち良いと話題になりました。

この切るときの音や油のはねる音が、動画の「音が好きだった」という記憶に合致する要素と言えるでしょう。

ムルタバのバリエーション

  • マレーシア:牛肉や鶏肉、卵を包み込むタイプが主流
  • シンガポール:ムスリムの屋台でよく見かけ、カレー風味が強い
  • インド:パラータをアレンジした形で、よりスパイシーな具材を使用

また、インドネシアでは「マルタバック(Martabak)」と呼ばれ、甘いバージョン(チョコレートやピーナッツ入り)も存在します。

他にも候補になりそうな料理

ムルタバに似たビジュアルのストリートフードには、以下のような料理もあります。

  • ロティチャナイ:薄い生地を何層にも重ねて焼いたマレーシアの定番
  • ゴズレメ:トルコの屋台で提供されるスパイシーな具入りのパイ風
  • チャパティ・ケバブロール:インドの薄焼きパンにケバブを巻いた屋台料理

まとめ

数年前にTikTokやリールで流れてきた、べっちゃり油まみれで薄いパイ状の料理をカットする動画の正体は、おそらく「ムルタバ」またはその派生料理です。

調理音や焼き音がASMR的に心地よいことからSNSで人気となりました。もう一度その映像を楽しみたい場合は、「Murtabak street food」「Martabak making ASMR」などで動画検索してみてください。

屋台グルメや異国料理に興味のある方は、現地旅行の際にぜひ本場の味を体験してみてはいかがでしょうか?

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