バス専用レーン・優先レーンを観光バスは走行できる?道路交通法に基づく正しいルール解説

バス、タクシー

観光バスや貸切バスを運行中、「バス専用レーン」や「バス優先レーン」を走行して良いのか迷うケースは少なくありません。道路標識や警察庁の規定をもとに、正しく安全に走行するためのポイントを整理して解説します。

バス専用レーンとは?

バス専用レーンとは、指定された時間帯に特定の車両(バス)以外の車両が通行できないレーンです。青い路面表示や「バス専用」と書かれた標識が目印で、違反すると通行区分違反となり、罰則が科されます。

このレーンは主に都市部の渋滞緩和と公共交通機関の定時運行確保を目的としています。

バス優先レーンとは?

バス優先レーンは、一般車両も通行可能だがバスがいれば進路を譲らなければならないというルールのレーンです。標識には「バス優先」と記載されており、バスがいない場合には一般車も通行できます。

このレーンでは強制的な車線規制はないものの、バスが接近してきた際に譲らないと違反になる可能性がある点には注意が必要です。

観光バスは「バス専用レーン」を走行できる?

結論から言うと、観光バス(貸切バス)は「バス専用レーン」を走行可能です。これは道路交通法施行令第20条における「乗合自動車」の定義に、観光バスも含まれるためです。

✔️警察庁の公式見解では、観光バスや貸切バスも「バス専用通行帯の対象」と明記されています。

ただし「通行帯指定車両通行区分」に注意

一部の路線では「バス(路線バス)・タクシー専用」といった車種限定指定がなされている場合があり、この場合は観光バスの通行はできません。

例:東京都新宿通りなどでは「一般乗合旅客自動車運送事業者の営業車両のみ」などと定義されており、観光バスや貸切バスは対象外になるケースがあります。

現地の標識と道路標示を確認しよう

バスレーンには時間帯指定や対象車両指定が記載された補助標識が設置されており、現地での確認が最重要です。標識に「専用(一般乗合バス)」などと明記されている場合は、観光バスは対象外です。

走行前には国交省や都道府県の交通規制情報をチェックするのもおすすめです。

まとめ

・観光バスは原則としてバス専用レーンも走行可能(道路交通法上は対象)
・ただし、補助標識などで「路線バス限定」などの明記がある場合は通行不可
・バス優先レーンはどのバス種別でも通行可能。ただし譲らなければならない義務は一般車両側にある
・現場の標識・時間帯・対象車種を必ず確認してから走行判断を行う

観光バスドライバーやツアー業者の方も、このルールを理解しておくことで、安全かつスムーズな運行が実現できます。

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