鉄道好きや乗車券コレクターにとって、きっぷのサイズや仕様はちょっとしたこだわりポイント。特に伊東駅から伊豆急行線を経由して小田原方面へ向かう場合、券面サイズがどうなるかは気になるところです。本記事では「連続乗車券」における発券サイズについて詳しく解説していきます。
そもそも連続乗車券とは?
連続乗車券とは、途中で経路が変わる旅程(たとえば伊豆急下田で折れて別方向に向かうようなケース)において、2区間以上を1枚または2枚のきっぷで通し発券できる仕組みです。
JRと私鉄が絡む場合や、営業キロが長くなる旅程でよく利用されます。発券に関しては、駅の端末や取扱い規則の違いで仕様が異なることがあります。
券面サイズの基本:85ミリ券と120ミリ券
鉄道きっぷには主に2種類のサイズがあります。・85ミリ券:いわゆる通常の自動券売機サイズ
・120ミリ券:みどりの窓口などで発券されるやや大きめの磁気きっぷ
120ミリ券は、経路が複雑だったり、乗車区間が長い場合に発行されやすい傾向があります。また、連続乗車券として発券する場合には、原則としてどちらも120ミリ券になるケースが多いです。
伊東→伊豆急下田→小田原の場合は?
この旅程では、「①伊東→伊豆急下田」「②伊豆急下田→小田原」と2区間に分かれますが、連続乗車券として伊東駅のみどりの窓口で発券する場合、基本的に両方とも120ミリ券で発行されます。
なぜなら、伊豆急線区間をまたぐ特殊な経路で、JR東日本が一括管理の形で連続乗車券を出す際には、85ミリ券では情報量が収まりにくいためです。
ただし例外もある?駅の端末と係員の判断
発券端末や駅係員の取り扱い方によっては、一部が85ミリ券になる可能性もゼロではありません。特に連続乗車券ではなく、別々に2枚で購入した場合は、伊東→伊豆急下田が120ミリ券、下田→小田原が85ミリ券になる可能性が高いです。
明確に「連続乗車券でお願いします」と伝えることが、120ミリ券で統一発券してもらうコツです。
きっぷ収集派向けのちょっとしたテクニック
きっぷ収集が目的の方は、駅窓口で事前に「120ミリ券でお願いします」と要望を伝えると、好意的に対応してくれるケースもあります。
また、記念スタンプや経由表示にこだわる場合は、端末によっては手書き処理になる場合もありますので、時間に余裕を持って訪問するのがおすすめです。
まとめ:原則は120ミリ券、でも確認は忘れずに
伊東駅で「伊東→伊豆急下田→小田原」の連続乗車券を発券する場合、基本的には両方とも120ミリ券になります。ただし、駅の取り扱いによって例外があるため、希望の券種がある場合は、発券時にしっかりと伝えることが大切です。旅の記念や乗車券収集にも役立つ情報として、ぜひ参考にしてください。


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