銭湯は昔ながらの日本の文化が息づく場所ですが、初めて行くとなると何を持って行けば良いか、どんなルールがあるか不安になる方も多いでしょう。この記事では、銭湯を気持ちよく楽しむために必要な持ち物と基本マナーを、初心者にも分かりやすく解説します。
銭湯に持っていく基本的なアイテム
1. タオル(大小2枚)
体を洗う用と湯上り用に、フェイスタオルとバスタオルの2枚を持参しましょう。フェイスタオルは浴室内で使い、バスタオルは脱衣所で使用します。
2. シャンプー・ボディソープ
最近は備え付けがある銭湯も増えていますが、ない場合もあるので持参が基本です。100円ショップのミニボトルに入れて持ち運ぶと便利です。
3. 洗顔料・スキンケア用品
お風呂上がりに乾燥が気になる人は、化粧水や乳液なども用意しておくと快適です。メイク直しが必要な方は簡単なポーチもあると安心。
あると便利なアイテム
・ヘアブラシ・ドライヤー
ドライヤーは有料(20~100円)のところが多いため、小銭も用意しておきましょう。混雑時は順番待ちになることもあります。
・ビニール袋
濡れたタオルや着替えを入れるための袋があると便利です。濡れたものを直接バッグに入れると不衛生なので対策しておきましょう。
・小銭
銭湯の入浴料は現金のみのところがほとんど。入浴料(500円前後)+ドライヤー代などで1,000円程度持っていれば安心です。
銭湯での基本的なマナー
浴室内でタオルを湯船に入れない
これは銭湯文化で最も重視されるマナーのひとつ。使用したタオルは湯船に入れず、頭にのせるか浴槽の外に置きましょう。
体をしっかり洗ってから入浴
湯船はみんなで使う場所。汗や汚れをしっかり落としてから入るのがエチケットです。
私語やスマホの使用は控える
脱衣所・浴室内での通話や撮影は禁止されています。会話も静かに行いましょう。
服装と準備の注意点
銭湯にはパジャマやジャージなど動きやすい服装で行くのがおすすめ。下着の替えも忘れずに。ロッカーには鍵があるので貴重品は必ず施錠しましょう。
スリッパがあると館内移動も快適です。特に冬場は足元が冷えることもあるので、温かい靴下も準備しておくと良いでしょう。
初めての方が入りやすい銭湯の選び方
初めて銭湯に行く方は「スーパー銭湯」や「天然温泉付き銭湯」など設備が整っている施設を選ぶと安心です。中にはタオルセット・アメニティ付きプランもあり、手ぶらでもOKなところもあります。
口コミや公式サイトで設備内容や混雑状況をチェックしておくと、より快適に過ごせます。
まとめ:持ち物とマナーを押さえれば銭湯は快適
銭湯に必要な持ち物は意外とシンプルです。シャンプーやタオル、小銭などを忘れずに持参し、マナーを守って利用すれば、心も体もリフレッシュできます。初めての銭湯でも、事前に準備をしておけば安心して楽しめますよ。


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