フィリピンに住む親族を日本に招待する際、ビザの取得はもちろん重要ですが、それ以外にもフィリピン出国時に必要とされる書類があります。この記事では、招待側・渡航者側の両方の視点から、フィリピン出国および日本入国に必要な手続きと書類をわかりやすく解説します。
日本への招待に必要な主な書類一覧
まずは、ビザ取得に向けた基本的な書類を整理しましょう。以下はフィリピン人が日本の短期滞在ビザ(親族訪問)を取得する際の一般的な必要書類です。
- 有効なパスポート
- 日本短期滞在ビザ申請書
- 戸籍謄本や出生証明書(親族関係証明用)
- 招聘理由書
- 身元保証書(日本側から)
- 滞在予定表
- 在職証明書・収入証明(申請者または招待者)
これらに加えて、出国審査で必要とされる書類も別途準備が必要になります。
フィリピン出国時に必要な追加書類
フィリピン出国管理局(BI: Bureau of Immigration)は、不法就労や人身売買防止の観点から、海外渡航者に対して以下の書類を求める場合があります。
- Affidavit of Support(宣誓供述書):日本側の招待者がフィリピン大使館で公証したものが望ましい
- Invitation Letter(招待状):訪問の目的や滞在期間が明記されていること
- 旅程表・航空券のコピー:往復航空券の予約確認書
- ビザ取得済証明(VISA sticker付きパスポート)
場合によっては、出国審査官がインタビュー形式での審査を行うこともあります。
渡航トラブルを防ぐためのポイント
フィリピンからの渡航者が出国できない主な理由の一つに、「書類不備」や「面接での説明不足」があります。
例えば、宣誓供述書が未公証だったために搭乗を拒否されたケースや、親族関係を証明できず渡航を中止せざるを得なかった事例も報告されています。
こうしたリスクを避けるには、フィリピンの出国審査ガイドライン(Travel Advisory)を確認し、フィリピン入国管理局の公式情報を参考に準備を進めることが重要です。
ケース別:追加で求められる可能性のある書類
| ケース | 追加書類 |
|---|---|
| 専業主婦・無職 | 日本側招待者の収入証明、生活支援の記載がある宣誓書 |
| 若年の単身女性 | 戸籍謄本、親の同意書、警察証明書 |
| 前回渡航時にオーバーステイ歴あり | 再入国に関する特別許可証、弁護士の意見書 |
これらは全てのケースに必要なわけではありませんが、事前に準備しておくことで審査がスムーズになる可能性があります。
まとめ:ビザと宣誓供述書だけでは足りない場合も
フィリピン人を日本に招待する際、ビザと宣誓供述書は基本的に必要ですが、出国時の審査には追加で書類が必要になることがあります。特に親族訪問の目的であっても、年齢や職業、過去の渡航歴によって対応が異なるため、早めに書類を整え、最新の出国規定を確認することが鍵です。
トラブルなく大切な人を迎えるために、余裕をもった準備を心がけましょう。


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