高速道路の料金支払いに便利なETCですが、「いつ・どこを通ったか」などの使用履歴を確認したい場面もあります。この記事では、ETC利用データの確認方法をいくつかのサービスに分けて丁寧に解説します。
ETC利用履歴の確認には3つの方法がある
ETC利用履歴を確認する方法は主に以下の3つです。
- ETC利用照会サービス(NEXCO公式)
- ETCマイレージサービス
- クレジットカード会社の明細
それぞれに特徴がありますので、状況に応じて使い分けると便利です。
ETC利用照会サービスでの確認方法
ETC利用照会サービスでは、NEXCOが提供する公式サービスを通じて走行明細を確認できます。事前登録が必要ですが、以下のような情報が確認できます。
- 利用日
- 利用区間
- 料金
- 車両情報
登録には車載器管理番号、車両番号、ETCカード番号が必要になります。
ETCマイレージサービスとの違い
ETCマイレージサービスは、ポイント還元を目的としたサービスです。こちらでも利用履歴を確認できますが、表示されるのはマイレージに対応した区間に限られることがあるため、全国の詳細な履歴確認には向きません。
ポイントを貯めて還元したい人にはおすすめのサービスです。
クレジットカード会社の利用明細でも一部確認可能
ETCカードがクレジットカード一体型の場合、カード会社の利用明細でもETCの利用履歴は確認可能です。ただし、日付や料金が合算表示されることも多く、詳細な通行区間はわかりにくいのが難点です。
詳細確認には上記の専用照会サービスのほうが正確です。
ETC利用履歴を確認する上での注意点
ETC利用照会サービスでは、過去15か月分までの履歴が確認できます。ただし、リアルタイムの反映には最大4日程度のタイムラグがあるため注意が必要です。
また、複数のETCカードを使い分けている場合は、それぞれに対して登録・照会が必要です。
まとめ:目的別にサービスを使い分けよう
ETCの利用履歴を確認するには、「詳細な区間や料金を確認したい」場合はETC利用照会サービス、「ポイント還元を受けたい」場合はETCマイレージサービスが便利です。
クレジットカードの明細は手軽ですが、情報の詳細さに欠ける場合がありますので、目的に応じたサービスの活用がポイントです。


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