東南アジア周遊を計画している旅行者にとって、ベトナムとカンボジアを結ぶ陸路国境越えは非常に人気のルートの一つです。特にホーチミンからプノンペンへ向かうバス移動はアクセスも良く、費用も抑えられるため多くの人が利用しています。本記事では、日本人旅行者がこのルートで注意すべき点やビザの手配、トラブル回避のコツについて詳しく解説します。
日本人のビザ要件:ベトナムとカンボジア
日本国籍を持つ方は、ベトナムには15日以内の滞在であればビザは不要です(2025年6月現在)。そのため、ホーチミンに日本から直接入国する場合やカンボジアから再入国する場合でも、15日以内であればビザ不要です。
一方、カンボジアへの入国にはビザが必須です。陸路での入国でも有効なe-VISA(電子ビザ)を事前に申請しておくと、国境での手続きがスムーズになります。
e-VISAの申請と使い方
カンボジアのe-VISAは公式サイト(evisa.gov.kh)から申請可能です。料金は30ドル+手数料で、クレジットカードでの支払いが可能。申請から通常3営業日以内にPDFでビザが発行されます。
印刷したe-VISAを国境で提示すれば入国スタンプが押され、正式に入国可能となります。陸路で通過できる主要なチェックポイント(バベットなど)ではe-VISAが使用可能です。
国境越えの流れとバスの利用について
ホーチミン市内から出発する国際バス(メコンエクスプレス、ジャイアントイビスなど)は、バベットの国境を通りプノンペンまで約6~8時間で到着します。
バス会社によってはビザ取得サポートをしてくれることもありますが、現地スタッフにパスポートを預けることには慎重になるべきです。自分でe-VISAを取得しておくのが安心・確実です。
「賄賂」や追加料金の回避方法
陸路の国境越えでは、「健康チェック料」や「スタンプ代」として非公式な追加料金を請求されるケースがあります。金額は1~5ドル程度が相場ですが、公式には不要な費用です。
支払いを拒否することもできますが、現場で揉めると余計に時間がかかる可能性があるため、穏便に対応する人も少なくありません。事前に両替しておき、少額の米ドル紙幣を携帯しておくとよいでしょう。
再入国時のベトナム滞在に注意
カンボジアからベトナムに戻る際、再入国が可能か不安に思うかもしれませんが、15日以内であれば再入国も可能です。ただし、以前は一度出国後に30日空けないと再入国できないという規定があったため、念のため最新の大使館情報を確認しましょう。
現在(2025年6月時点)では、再入国にも特に問題なく、15日以内ならビザなしで戻れるという報告が大半です。
トラブル体験談:実際に越えた人の声
ある旅行者の体験では、バス車内で「ビザ申請サポート料」として5ドルを要求されたとのこと。e-VISAを提示すると「手続き不要」としてスムーズに通過できたそうです。
また、別の方は国境での検温チェックとして1ドルを求められたものの、現地スタッフの案内でスムーズに越境でき、バスも定刻通りにプノンペンへ到着したと報告しています。
まとめ:事前準備と冷静な対応が安心のカギ
ベトナムとカンボジアの陸路国境越えは、きちんと準備すれば特に問題なくスムーズに行えます。e-VISAの事前取得、滞在日数の把握、そして多少の追加費用に備えて少額の現金を用意しておくことがポイントです。
万が一のトラブルにも冷静に対処できるよう、現地情報を事前に確認して、安全・快適なショートトリップを楽しんでください。


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