イギリス渡航の新制度「ETA(Electronic Travel Authorisation)」は、渡航前にオンラインでの申請が必須です。特に未成年が短期留学や観光で渡航する際、申請は誰がどの端末から行うべきか悩むケースも少なくありません。この記事では、代理申請の可否や注意点について解説します。
ETAとは?代理申請は認められている
イギリスのETAは、短期滞在目的で英国に渡航する外国人に対し、オンラインで渡航認可を得る制度です。2024年以降、日本人も順次対象となり、ビザなし渡航でもETAが必要になります。
公式に、ETAは代理で申請しても問題ないとされています。実際、政府のガイダンスにも「家族や旅行代理店による代理申請が可能」と明記されています。従って、親のスマートフォンから子供の申請を行っても制度上は何の問題もありません。
申請に必要な情報と注意点
ETAの申請にあたっては、以下の情報が必要です。
- パスポートの顔写真ページのスキャンまたは写真
- 顔写真のアップロード(撮影または端末内の画像)
- 連絡先情報(メールアドレスなど)
- 支払い用のクレジットカードまたはデビットカード
申請時に登録する情報は渡航者本人のものでなければなりませんが、入力やアップロードを行うのが親のスマホであっても、それが“代理申請”の範囲に該当します。
スマホ端末が誰のものかは問題にならない
「本人のスマホでなければならない」という誤解が一部で見られますが、実際にはスマホ端末の所有者に関する規定は存在しません。本人のスマホである必要はなく、申請の正確性と本人の意思に基づいていれば問題ないのです。
特に未成年者の場合、支払い方法や申請の操作に不安があるケースも多いため、親が責任を持って申請することは推奨される対応です。
ETA申請は公式アプリまたはウェブサイトで
ETAの申請は、英国内務省が提供する公式アプリ(UK ETAアプリ)またはウェブサイトから行うのが最も安全です。非公式サイトからの申請は高額な手数料が上乗せされるケースもあるため注意が必要です。
アプリでは、スマホのカメラを使ってパスポート情報や顔写真をその場で撮影・登録する機能があるため、申請がスムーズに進みます。ただし、撮影が難しい場合はスキャン画像や既存写真を使用することも可能です。
ETAの承認は迅速でも余裕を持った申請を
ETAの承認は通常、申請から最大72時間以内とされていますが、審査が遅れる可能性もあるため、渡航の1週間前までには申請を完了するのが理想です。
申請結果はメールで届き、ETAは電子的にパスポートと紐づけられるため、物理的な書類は不要ですが、メールの保存やスクリーンショットの保管は推奨されます。
まとめ:代理申請はOK。重要なのは正確な情報入力
ETAの申請は親のスマホから行っても何ら問題ありません。公式にも「代理申請可」と明記されており、むしろ未成年の申請においては推奨される形ともいえます。
端末の所有よりも、申請情報が正確であり、公式のアプリ・サイトから安全に手続きすることが何より重要です。安心して、お子さまのETA申請を進めてください。


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