旅行や出張の直前にパスポートが濡れてしまった、破損してしまったというトラブルは意外と多いものです。本記事では、パスポートが水に濡れてしまった際の注意点や、破損・損傷時の再発行手続きについて解説します。
濡れたパスポートは使えるのか?
パスポートが多少濡れて乾いた程度であれば、有効な旅券として使えることもあります。ただし、ICチップが内蔵されたパスポートでは、見た目がきれいでも内部が故障している可能性があります。
表紙が外れたり、顔写真ページが波打っている・破れかけている場合は要注意です。入国審査で止められるリスクが高く、航空会社によっては搭乗を拒否されることもあります。
損傷パスポートの判断基準
パスポートセンターでは以下のような状態を「損傷」と判断します。
- ページの破れ・取れ・極端なしわ
- 顔写真のページがはがれた・改ざんと見なされる状態
- ICチップの破損(読み取り不可)
このような場合は「新規発給」が必要です。紛失扱いではありませんが、損傷扱いとして再発行手数料が必要です。
再発行に必要な手続き
損傷による再発行は「有効旅券の損傷による申請」として扱われ、通常の新規申請と同様の手続きが必要になります。
必要書類:
- 損傷したパスポート
- 戸籍謄本または抄本(発行6か月以内)
- 写真(縦45mm×横35mm)
- 本人確認書類(免許証など)
- 申請書(窓口にあり)
※ 手数料は10年旅券で16,000円、5年旅券で11,000円程度
旅行日が迫っている場合の対処法
すぐに再発行が必要な場合は、各都道府県のパスポートセンターへ速やかに相談しましょう。
「緊急発給(渡航予定が数日以内)」も制度上は存在しますが、制約が多く一般の海外旅行では認められにくいため、早めの通常申請が基本です。
濡れないようにするための予防策
パスポートは水や衝撃に弱いため、旅行中は防水ケースやジッパー付き袋に入れて携帯するのが安全です。
また、スマホで顔写真ページの画像を保存しておくと、万が一の再発行時の本人確認に役立つことがあります(ただし、正式な代用にはなりません)。
まとめ:パスポートの損傷は早めに対応を
パスポートが濡れたり壊れたりした場合、その程度に関わらず不安があれば早めにパスポートセンターへ相談しましょう。損傷扱いでの再発行が必要になることもありますが、確実に渡航できるように事前の準備が大切です。


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