旅行先から自宅にスーツケースを宅配便で送るというのは、荷物を軽くして快適に移動したい方にとって便利な方法です。しかし、いざ送るとなると「そのまま送って大丈夫?」「防犯はどうする?」といった不安も多いもの。この記事では、ホテルからスーツケースを宅配便で送る際の実用的な注意点やおすすめの対策について詳しく解説します。
スーツケースは裸のままで送っていい?
スーツケースは基本的にそのままの状態(裸)で送ることが可能です。運送業者もそのままの状態で取り扱うことを想定しており、多くの人がカバーなしで送っています。
しかし、傷や汚れが気になる方は透明のビニールカバーや市販のスーツケースラップで保護するのがおすすめです。ホテルによってはビニール袋を提供してくれることもあるので、フロントで相談してみましょう。
防犯対策として鍵は必要?
宅配便で送る際には、スーツケースに鍵をかけるか暗証番号ロックを設定することが基本です。ただし、鍵だけでは不安という方もいます。
その場合は、ファスナー部分に結束バンド(インシュロック)を追加で装着すると、開封された形跡が一目で分かるためセキュリティ面で安心です。自宅での開封もはさみ1つで簡単に済みます。
配送伝票の記入とホテルの対応
ホテルでの発送サービスを利用する場合、宅配便の伝票はホテルで記入・貼付してもらえるのが一般的です。スーツケースに貼る場合は目立たない面に貼るよう伝えておくと見た目も損なわれません。
また、「着払い」か「元払い」かの選択や、「到着日指定」ができるかどうかもホテルの受付時に確認しましょう。
おすすめの配送サービスと相場感
大手のヤマト運輸や佐川急便では、スーツケースサイズに対応した専用サービスもあります。ヤマト運輸の「JALABCスーツケース宅急便」なども人気です。
相場としては、80サイズ〜160サイズで1,500円〜2,500円程度が目安です。遠方やサイズオーバーの場合は追加料金がかかることもあるので事前確認は必須です。
宅配時のトラブル回避ポイント
配送時にはスーツケースのネームタグや目印を外すか、個人情報が見えないように配慮することも忘れずに。また、貴重品や壊れやすいものは必ず手荷物に入れ、宅配には入れないようにしましょう。
まれにスーツケースのフレームに傷がつくケースもありますが、保険に加入するか、配送業者に確認して保証範囲を把握しておくと安心です。
まとめ:安心してスーツケースを送るために
ホテルからスーツケースを宅配で送る際は、
- カバーやラップで外装保護
- 鍵+結束バンドで防犯対策
- 伝票記入・着払いなどホテルに相談
- 中身の確認と貴重品除外
といった点を押さえておけば、スムーズに安心して利用できます。荷物は軽く、思い出はしっかり持ち帰りましょう。


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