高速道路でのETC未装着時の対応と注意点｜急な車線変更がもたらすリスクとは？

初めての高速道路運転では、緊張や不慣れから思わぬ操作をしてしまうことも少なくありません。この記事では、ETC未装着で料金所に向かう際の注意点や、急な車線変更によるリスク、通報される可能性などについて解説します。

ETC未装着車両の正しい通行方法

ETCを搭載していない車両は「一般」または「ETC/一般」レーンを利用する必要があります。誤ってETC専用レーンに進入すると、バーが開かず立ち往生してしまうため、早めのレーン選択が大切です。

一般的に高速道路の料金所手前では「ETC専用」「一般」の表示が明確にされていますが、初めての運転時は焦って見落としてしまうこともあります。

料金所手前で進路を変更する際、後続車との距離が不十分だと、煽り運転や危険運転と誤認されることがあります。特に高速道路ではスピードが出ているため、少しの判断ミスが大きなトラブルにつながりかねません。

今回のようにウインカーを出して安全確認のうえで変更した場合、よほど急でなければ問題になることは稀です。ただし、後続車が驚いて警察に通報する可能性もゼロではありません。

一般的に、単なる進路変更や接触のない走行については、通報があっても事故として扱われることは少ないです。ただし、「幅寄せ」「進路妨害」「急ブレーキ」などが明確で、ドライブレコーダーの映像があれば取り締まり対象になることもあります。

音がせず、クラクションも鳴らされなかった場合、重大なトラブルとして扱われることは考えにくいですが、念のためドライブレコーダーの記録は一定期間残しておくと安心です。

ETCの装着を検討するのも一つの方法です。ETCがあればレーン選択の迷いが減り、運転中の負担も軽減されます。

また、初めての高速道路では運転前にルートや料金所の配置を確認し、可能であれば経験者と一緒に運転するのも安心材料になります。

トラブルに巻き込まれた場合や不安な行動をとってしまったと感じた際は、自己申告しておくのも一手です。最寄りの警察署やサービスエリアのインフォメーションなどで状況を説明すれば、後のトラブル回避につながることもあります。

また、後日警察から連絡があった場合は、冷静に状況を説明し、必要であればドライブレコーダー映像を提出するようにしましょう。

高速道路での運転ミスは誰にでも起こりうるものです。ETC未装着での利用や、料金所付近での急な判断はリスクを伴いますが、冷静に対処し、安全意識を高めておくことが大切です。

今回のようなケースでも、明らかな接触や危険行為がなければ、通報される可能性は高くありません。次回からの運転に活かし、安全第一を心がけましょう。