旅行予約サイト「じゃらん」を利用していると、同じ宿でも日によって料金が異なっていることに気づく方は多いでしょう。「料金って宿が決めてるの?それともじゃらんが操作してるの?」と疑問に思うこともあるはずです。この記事では、宿泊料金の設定権限や価格変動の理由、ユーザー側ができる対策などをわかりやすく解説します。
宿泊料金は基本的に「宿泊施設」が設定している
じゃらんに掲載されている宿泊料金は、各宿泊施設が自ら設定・変更しています。じゃらん(リクルート)側が一方的に価格を決めることはありません。
各宿は「管理画面」から宿泊プランや金額、割引などを細かく設定できる仕組みになっており、繁忙期・閑散期などに応じて自由に調整しています。
なぜ料金が頻繁に変わるのか?
宿泊料金がコロコロ変わる主な理由は以下の通りです。
- 需要と供給の変動:連休前やイベント開催時は需要が増えるため、価格が上昇します。
- 在庫(空室)による調整:残り部屋数が少ないときに価格を上げることも。
- 直前割や早割:早期予約には安く、直前には在庫処分的に値下げされる場合があります。
これらは航空券やホテル業界で主流の「ダイナミックプライシング(変動料金制)」の考え方です。
じゃらん側が勝手に変えていることはある?
基本的にはありません。ただし、「クーポン適用後の価格」や「じゃらんパック(交通+宿)での割引」など、見え方として宿の設定価格と異なることはあります。
また、じゃらん独自のタイムセールやキャンペーンとの連携によって、一時的に価格が安くなることはあるものの、これは宿と協議の上で実施されているケースが多いです。
価格の変化を見逃さないコツ
じゃらんでお得に宿泊予約をするには、以下のような対策が有効です。
- お気に入り登録:価格の変動が分かりやすくなります
- 価格推移の確認:予約画面に「昨日と比べて○○円安い」と表示されることも
- クーポン・セール情報:じゃらんTOPページのセールバナーは常にチェック
価格が不安定な場合は、キャンセル無料のプランで早めに予約しておくのが安心です。
まとめ:じゃらんの料金は宿がコントロールしている
じゃらんに掲載される宿泊料金は、宿泊施設自身が設定・変更しています。価格が日々変動するのは、需要・在庫・時期などを考慮した戦略的な運用によるものです。
旅行計画の際は、「この値段、今が買い時か?」を見極めながら、クーポンやキャンセル無料枠をうまく活用するのがコツです。


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