アメリカ旅行を予定している方にとって、ESTA(電子渡航認証システム)の有効期限や再申請のタイミングはとても気になるポイントです。とくに、既に有効なESTAがある状態で、新しい申請を途中で保存した場合の影響については誤解も多いようです。本記事では、ESTAの申請ステータスや上書きの挙動について詳しく解説します。
ESTAの基本と再申請の必要性
ESTAは一度承認されると2年間有効ですが、有効期限内でもパスポートを更新したり、渡航情報が大きく変わった場合は再申請が推奨されます。再申請はいつでも可能で、以前の申請が承認状態であっても新しいものが上書きされる仕組みです。
ただし、再申請が完了する前、つまり支払いが完了していない状態では、既存のESTAは有効なままです。
「申請途中保存」は現在のESTAに影響する?
結論から言えば、申請を途中保存しただけでは、現在のESTAには影響しません。アメリカCBP(税関・国境警備局)の公式サイトによると、支払いが完了していない限り、申請は有効とみなされないため、ステータス変更や上書きは発生しません。
保存中の申請があっても、それは「未完了のドラフト扱い」としてシステム上に残り、正式な申請としては処理されていません。
上書きされるタイミングと注意点
既存のESTAを上書きするのは、次の申請で支払いが完了した瞬間です。支払い後、旧ESTAは「過去の申請」として無効になり、新しいESTAが有効になります。これはESTAが1人1つしか保持できない仕組みであるためです。
申請情報を修正したい場合も、再申請が必要になります。名前・国籍・パスポート番号などは修正できないため、完全に新しい申請としてやり直す必要があります。
ESTAステータスの確認方法
自身のESTAステータスは、公式サイト(ESTA公式ポータル)で確認可能です。「申請番号・パスポート番号・生年月日」が必要ですが、ステータスとしては以下のいずれかになります。
- Authorization Approved(承認済)
- Travel Not Authorized(却下)
- Pending(審査中)
保存中の申請は表示されず、あくまで支払い完了分のみが対象です。
安心して申請・更新するためのポイント
- 有効期限まで90日を切ったら更新検討が現実的
- 申請は支払い完了まで「未提出」扱いなので焦らなくてOK
- 途中保存はドラフトとしてのみ保存され、影響なし
- 既存の承認済みESTAは、支払いを完了しない限り無効化されない
特に初めての渡航者や、複数回申請経験がある人でも誤解されやすい部分なので、確認を怠らないようにしましょう。
まとめ:途中保存ではESTAは無効化されない
ESTAの新規申請を始めても、支払いを完了しない限り既存のESTAに影響はありません。保存状態で申請を止めても、現在有効なESTAはそのまま「承認済」ステータスです。心配な場合は公式サイトで確認し、必要に応じて支払いまで完了させておくと安心です。


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