近年、交通安全対策の一環として導入が進んでいる「移動式オービス」。従来の固定式とは異なり、柔軟な設置が可能で取締り範囲の拡大に寄与しています。本記事では、移動式オービスの設置時に警告表示があるのかを含め、最新の速度取締り事情について詳しく解説します。
移動式オービスとは?
移動式オービスとは、従来の固定設置型とは異なり、三脚や小型車両などに搭載された可搬式の速度自動取締装置です。持ち運び可能なため、通学路や住宅街など、事故リスクの高い場所にも柔軟に対応できます。
主に「LSM-300」「センシスSSS」などの機種があり、小型軽量かつ高性能である点が特徴です。
設置時に警告表示はされるのか?
移動式オービスも、基本的には設置時に「速度取締り中」や「自動速度取締機設置路線」といった警告標識や掲示が行われています。これは、道路交通法第75条の10の通達に基づき、事前周知を目的としています。
ただし、掲示の有無や表示位置は自治体や警察の運用方針により異なるため、標識が見えにくい場所に設置されているケースもあるため注意が必要です。
実際の設置例と表示方法
たとえば、東京都内や神奈川県の一部では、住宅街に移動式オービスが設置される際、「速度取締中」の立て看板が三脚脇に掲げられていました。一方で、夜間や早朝の時間帯では視認性が低いこともあるため、注意深く確認する必要があります。
一部自治体では、地域住民への通知や広報活動といった「啓発型」の運用が重視されています。警察署の公式サイトで予告情報を出す自治体もあります。
移動式オービスと従来のオービスの違い
固定式オービスは、特定のポイントに恒久的に設置され、事前に「自動速度取締機設置路線」の標識があります。一方、移動式オービスは事前通告なしで突如設置される印象がありますが、基本的にはその場で警告看板が掲示されます。
また、固定式が点での取締りであるのに対し、移動式は面的な展開が可能です。
取締りを受けないための心構え
最も重要なのは、警告表示の有無にかかわらず制限速度を守ることです。とくに通学時間帯や生活道路では取締り強化の傾向があります。
取締り情報を事前に把握したい方は、各県警の公式サイトや、交通安全協会、ドライバー向けアプリで「取締り情報」や「交通情報」をチェックするのがおすすめです。
まとめ:移動式オービスにも表示はあるが、見落としやすさに注意
移動式オービスも設置時には基本的に警告表示がされる運用となっていますが、標識の位置や視認性の問題から見落とすケースもあります。常に法定速度を守る意識を持つことが、違反を未然に防ぐ最大の対策です。
交通安全のためにも、表示の有無に関わらず慎重な運転を心がけましょう。


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