SFC会員がマレーシア航空の国内線利用時にラウンジを使えるか?クアラルンプール国際空港での利用条件を解説

飛行機、空港

ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)を所持している方にとって、スターアライアンス加盟航空会社や提携便のラウンジ利用は大きな魅力です。しかし、提携先のフライトが国際線でない場合、ラウンジの利用条件は一部制限されるケースがあります。

マレーシア航空とANAの関係

マレーシア航空(Malaysia Airlines)はワンワールドアライアンスに加盟しており、ANA(全日本空輸)が加盟するスターアライアンスとは異なるグループに属しています。そのため、マレーシア航空の国内線に搭乗する際、ANAのSFC特典の一部が対象外となる場合があります。

SFC会員資格は原則としてANA運航便またはスターアライアンス加盟便の国際線利用時にラウンジ利用などの特典が適用されます。マレーシア航空はスターアライアンス非加盟のため、原則としてSFCでのラウンジアクセス権はありません。

クアラルンプール国際空港のゴールドラウンジとは

クアラルンプール国際空港(KLIA)にはマレーシア航空が運営する「Golden Lounge(ゴールドラウンジ)」があります。これはマレーシア航空およびワンワールド加盟航空会社の上級会員やビジネスクラス利用者が主に利用できる専用ラウンジです。

ゴールドラウンジには国際線・国内線エリアが分かれており、国内線エリアでも一定条件を満たせば利用可能ですが、SFC所持のみでは基本的に対象外です。

例外的にラウンジを利用できるケース

唯一の例外として、同一旅程内にANAの国際線とマレーシア航空の国内線がセットで航空券に記載されている場合(=乗り継ぎ扱い)、ANA便の上級会員特典としてラウンジの利用を許可されるケースがあります。

ただし、質問者のようにANAとマレーシア航空を別々に手配している場合、たとえ同日中の乗り継ぎであっても「別発券」とみなされ、SFC資格ではラウンジに入場できません。

マレーシア航空の国内線ラウンジを利用する方法

  • ビジネスクラスでの搭乗(マレーシア航空国内線)
  • エンリッチ(マレーシア航空のFFP)上級会員
  • ワンワールドサファイア以上の会員資格
  • マレーシア航空が一部販売しているラウンジアクセス券の購入

このような手段を利用することで、SFCを持っていなくてもラウンジ利用が可能になる場合があります。

まとめ:SFCではマレーシア航空の国内線ラウンジは利用できない

ANAのSFC資格では、マレーシア航空の国内線に搭乗する際、クアラルンプール国際空港のゴールドラウンジ(国内線)を原則として利用することはできません。もしラウンジ利用を希望する場合は、ビジネスクラスの利用やラウンジアクセスの追加購入を検討するのが現実的です。

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