和歌山県のアドベンチャーワールドは長年、ジャイアントパンダの飼育・繁殖施設として国内外から注目を集めてきました。そんなアドベンチャーワールドですが、2023年末にパンダが中国へ帰国し、園内からパンダの姿が見られなくなりました。この動きに伴い、グッズ販売の行方を気にする声も多く聞かれます。
アドベンチャーワールドのパンダはなぜいなくなった?
アドベンチャーワールドにいたジャイアントパンダは、日中共同の保護・繁殖研究の一環として中国から貸与されていた個体です。契約期間の満了や繁殖計画の変更により、パンダたちは順次中国へ帰国しました。これは予定されていた動きであり、突然の終了ではありません。
2023年11月には「永明(えいめい)」「桜浜(おうひん)」「桃浜(とうひん)」の3頭が帰国し、園内でパンダの姿は見られなくなりました。
グッズ販売は終了するのか?
パンダがいなくなったことで「グッズ販売も終了するのでは?」という声がSNSでも話題になりましたが、実はグッズ販売は今も継続中です。公式サイトによると、オンラインショップでも多数のパンダグッズが購入可能で、実店舗でも引き続き販売されています。
アドベンチャーワールドではこれまでのパンダとの思い出や交流を大切にしており、グッズもその一環として位置づけられています。
実際に販売されているパンダグッズの一例
- ぬいぐるみ:永明や桜浜・桃浜をモデルにしたもの
- 文具類:ボールペン、メモ帳、シールなど
- お菓子:パンダ型クッキーやチョコレート菓子
- アパレル:Tシャツやトートバッグなど
これらの商品はアドベンチャーワールド公式オンラインショップからも購入できます。
グッズ販売継続の背景にある想い
園側はパンダが日本にいた記録や思い出を風化させず、これまで訪れた人々の感動を形に残すことを大切にしていると述べています。パンダたちのぬくもりを忘れないよう、グッズを通じた「思い出の継承」が今後も続けられる予定です。
また、将来的に再びパンダが来園する可能性がゼロではないことも考慮し、ブランドとしてのパンダグッズの展開は今後も戦略的に行われる見通しです。
まとめ:パンダがいなくても思い出は残る
アドベンチャーワールドにパンダはいなくなりましたが、その存在を忘れないためにもグッズ販売は継続されています。園内の売店やオンラインショップを訪れれば、今でも多くの可愛いパンダグッズに出会えます。これらの商品は来園した記念としても、贈り物としても人気があり、今後もファンの心をつなぐ大切な存在となるでしょう。


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