マピオンキョリ測は手軽に距離を測れる便利なサービスですが、保存できる経路の件数は「100件まで」という制限があります。この制限を超えて経路を保存したい場合や、長期的な管理をしたい場合には、いくつかの工夫や代替手段が役立ちます。
キョリ測の保存制限:100件までの背景
マピオンの公式サービスである「キョリ測」では、ログインユーザーであっても最大100件の経路しか保存できません。これはシステム側のストレージや管理効率による制限です。
経路データはユーザーIDに紐づいて保存されるため、上限を超えた分を保存するには一部を削除する必要があります。
スクリーンショットやWord保存のメリット・デメリット
一画面ごとに地図をWordや画像として保存するのは、視覚的に情報を残せる有効な方法です。ただし、この手法では再編集やルート再利用が難しいという欠点もあります。
例:画像として保存したルートを後日一部修正したいと思っても、再入力が必要になります。
エクスポート機能の代替:KML形式での保存は?
マピオンキョリ測にはGoogle EarthのようなKMLファイルへのエクスポート機能は備わっていませんが、手動で緯度経度を控えて外部サービスに再構築することは可能です。
たとえば、緯度経度情報をGoogleマイマップやGeoJSONエディタなどに登録することで、視覚的な再利用やクラウド保存が実現します。
Googleマイマップと組み合わせて保存上限を回避する
Googleマイマップは経路の追加・編集・複数保存に適した無料ツールであり、Googleアカウントさえあれば簡単に利用できます。
おすすめの使い方:
1. キョリ測で作成したルートの主要な地点(出発地、経由地、到着地)を控える
2. Googleマイマップでルートを再構築し、Googleドライブで保存
3. タイトルやメモを付けて分類しておく
こうすることで、件数に制限されず大量の経路を管理できます。
複数アカウントの併用も選択肢に
やや裏技的ではありますが、マピオンのアカウントを複数作成することで、各アカウントごとに100件ずつ保存するという運用も可能です。
ただしこの場合、ログイン・ログアウトの手間がかかる点や、管理が煩雑になりがちであることに注意が必要です。
まとめ:保存制限を超えてキョリ測を使いこなす工夫
マピオンキョリ測の「100件保存制限」は確かにネックですが、Googleマイマップや画像保存、手動再入力などを組み合わせることで実用性は大きく広がります。
再編集・検索・整理の観点からも、キョリ測+外部ツールの併用は非常に有効です。 自分の用途に応じた保存方法を工夫して、経路管理を効率化してみてください。


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