チェンマイなどの熱帯地域では、昼夜の寒暖差や湿度の変動が激しく、ホテルの客室で快適な睡眠環境を保つのは意外と難しいものです。特に1500バーツ前後の中級ホテルでは空調の性能や湿度調整の自由度に限界もあります。そこで今回は、海外滞在経験を踏まえて、誰でも実践できる「寝苦しさ対策」としての温湿度の調整法をご紹介します。
理想的な室温は?タイのホテルにおける基準
睡眠時に快適とされる温度は26℃前後ですが、チェンマイでは外気温が30℃を超えるため、冷房を24〜25℃で設定し、身体が冷えすぎないように布団や長袖パジャマで調整するのがベターです。
多くのホテルのエアコンは冷房専用で加湿機能がないため、風量を「中」または「弱」に設定し、風が直接体に当たらないように風向きを上向きにしましょう。
湿度のコントロールが睡眠の質を左右する
ホテルの部屋はエアコンの影響で空気が乾燥しがちです。理想の湿度は50〜60%ですが、実際は40%以下になることもあります。
乾燥対策として有効なのが、
- 濡らしたタオルを椅子の背にかける
- 水を張ったコップを枕元に置く
- シャワー後、バスルームのドアを開けて蒸気を循環させる
といった工夫です。これだけでも湿度は数%アップし、喉の乾燥を防げます。
エアコンと扇風機の併用で空気の流れを作る
部屋に備え付けの扇風機がある場合は、エアコンの風を循環させるために併用しましょう。空気がこもるのを防ぎ、一定の温度を保ちやすくなります。
ポイントは「風を直接当てずに循環させる」こと。壁に風を当てて跳ね返らせるようにすると、間接的に心地よい風が部屋全体に広がります。
チェンマイならではの気候に応じた過ごし方
チェンマイの夏季は湿気が多く、雨季には夜も蒸し暑くなるため、窓を開けて寝るのは避けましょう。蚊も多いため、網戸がない場合は特に注意が必要です。
また、エアコンの音が大きくて気になる方は、Noisliなどのホワイトノイズアプリを使うと睡眠に集中しやすくなります。
体調を守るための寝具や衣服の工夫
ホテルの寝具が薄い場合、持参したストールや羽織物を掛け布団代わりに使うと冷え対策になります。冷房で冷えすぎた場合のために、靴下を用意しておくのもおすすめです。
また、汗をかきやすい方は、速乾性のパジャマやTシャツを複数用意しておくと清潔さを保てて快適に過ごせます。
まとめ:ちょっとした工夫でホテル滞在はぐっと快適に
タイ・チェンマイのホテルで快眠を得るためには、温度と湿度の適切なバランスがカギです。エアコンの設定や簡易加湿、風の循環を意識することで、1500バーツクラスの客室でも驚くほど快適な夜を過ごせます。
現地の気候に合わせた対策を取り入れて、旅先での睡眠不足を防ぎましょう。


コメント