高速道路で覆面パトカーに赤灯を回されたが呼び出しはある？状況別対応と考えられる可能性

高速道路走行中に覆面パトカーの赤色灯が点灯したが、サイレンなし・停止命令なし・そのまま降りてしまった――そんなシチュエーションに心当たりがある方もいるかもしれません。本記事では「赤灯だけで終わった場合」の意味や後日の呼び出しの可能性について解説します。

覆面パトカーが赤灯を回す意味

覆面パトカーが赤色灯を点灯させるのは、大きく2通りの意味があります。

赤灯のみを点灯しながら接近してくるケースでは、追尾中の警告や速度抑制目的の場合も多く、直ちに取り締まりに移るとは限りません。

交通違反による摘発を行う場合、警察は赤色灯＋サイレンを併用し、車両の停止を求めます。また、停止命令に従わなかった場合には「逃走」や「拒否」として別の処分対象になります。

本件のように赤灯のみが点灯し、サイレンなし・停止指示なしでそのままスルーした場合、厳密には警告もしくは監視の範囲にとどまる可能性が高いです。

明確な停止命令（赤灯＋サイレン＋停車指示）を受けずに降りた場合、それだけで逃走扱いになることは基本的にありません。ただし、警察車両がナンバー等を控えていれば、後日連絡が来る可能性は0ではありません。

実際には、警告レベルで終わっているケースがほとんどで、呼び出しがないままというのが一般的です。

覆面パトカーがドライブレコーダーや車載カメラでナンバーを記録していた場合、明確な違反（速度超過、進路変更、煽りなど）が確認されれば、後日書類送付や電話連絡が来るケースはあります。

ただし、赤灯のみ・違反行為が記録されていない場合は、処分に繋がることは極めて稀です。呼び出しがある場合、多くは数日～2週間以内に通知されます。

万が一警察から連絡が来た場合は、落ち着いて以下の点に注意しましょう。

対応は誠実に行い、虚偽申告や逃避は避けることが大切です。

✔ 赤灯のみでサイレンなし・停止命令なしの場合、多くは警告や監視にとどまる
✔ 違反が明確でなければ、後日呼び出されるケースはまれ
✔ 不安がある場合はドライブレコーダーを確認・保存しておくと安心

つまり「赤灯だけでスルーされた」ケースでは、後日の呼び出し可能性は低く、違反認定には至らないことが多いと言えるでしょう。