万博で「ベビーカー様優先入場」制度を耳にして、「本当に大人よりお得なの?」と疑問を持つ人は少なくありません。本記事ではその実情を分かりやすく整理します。
ベビーカー優先入場制度のしくみ
まず重要なのは、優先入場=予約枠の確約ではないという点です。ベビーカー優先は「優先入場レーン利用権」であり、抽選パスのような確約はありません。
例えば人気パビリオンでは、優先入場レーンでも数十分〜1時間待つケースが多く、大人の一般列と大差ない場合もあります。
大人のみと比べて実際にどう違う?
仮に大人1人が予約なしで挑むと、抽選/一般列どちらでも待ち時間が長く、見られる数は限られます。
一方ベビーカー連れ家族は優先レーン利用で多少スムーズに回れますが、その時間の余裕で他のパビリオンも見られるかは運と混雑度次第。
実際の経験談で見えるリアル
SNSではこんな声も。
「ベビーカーでも人気ところは優先レーンでも30分待ちだった」
「優先で入れたけど、結局ほかの大人と同じくらいしか見られなかった」
つまり「絶対に多く周れる保証はない」ですが、わずかな時間のアドバンテージは期待できます。
大人だけでも経験格差を減らすコツ
- 人気パビリオンは早朝の空いている時間帯に狙う
- 並ぶ時間を分散するため、マップを使ってルートを事前計画
- 当日キャンセルや直前枠などの情報をチェック
これらを実行すれば、大人だけでも回れるパビリオン数はグッと増えます。
「有料優先」であれば不公平感は減る?
有料パス制度が導入されれば、優先の透明性が高まるものの、現在は無料提供。そのため「大人だけ格差がある」と感じる原因にもなっています。
メリットは感じつつも、安心できるのは有料とセットにした制度設計です。
まとめ
・ベビーカー優先入場は“完全保証”ではなく「優先レーンを使えるメリット」程度。
・大人のみでも戦略的に動けば、人気パビリオンを効率良く回れるチャンスあり。
・本質は制度設計のバランスにあり、「公平感」向上には有料制度導入も一案。
大人だけでも、工夫次第で万博を十分楽しむことが可能です。


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