海外旅行の計画で気になるのが、やはり航空券の価格です。特に複数都市を回る旅程では「この値段は妥当なの?」と悩む方も多いでしょう。本記事では「東京→トロント→ニューヨーク→東京」(またはその逆)の航空券が20万円という価格が妥当かどうかを、実際の相場やルート構成をもとに解説します。
東京発・北米周遊ルートの価格帯の目安
東京発でトロントとニューヨークを周遊する航空券は、「オープンジョー」または「マルチシティ」として販売されることが多く、エコノミークラスでの平均相場は18〜25万円前後です(2024〜2025年夏の参考価格)。特に夏の繁忙期は高騰傾向があります。
したがって、受託手荷物1個込みで20万円は「妥当、またはやや安め」の部類に入ると考えてよいでしょう。ただし、航空会社や経由地、乗り継ぎ時間などで価格差が大きくなるため、詳細条件の確認が重要です。
受託手荷物込みの注意点
航空券に受託手荷物が含まれているかは、予約前に必ず確認しましょう。特にLCCや格安航空券サイトでは、最安プランに手荷物が含まれていないことがよくあります。
北米路線では、大手キャリア(ANA、JAL、エアカナダ、デルタなど)の多くが国際線エコノミーで1個23kgまで無料ですが、一部の格安運賃では追加料金がかかる場合もあります。
安く買うための検索テクニック
- マルチシティ検索を活用:GoogleフライトやSkyscannerで「東京→トロント」「ニューヨーク→東京」などを一括検索できる機能を活用しましょう。
- 曜日・日付をずらす:出発日や到着日を1〜2日ずらすだけで、数万円安くなることもあります。
- 海外発券も検討:航空券によっては、現地(例:ニューヨーク発)からの発券の方が安いことも。
例として、Skyscannerで「東京→トロント→ニューヨーク→東京」を検索したところ、エアカナダ+ユナイテッド航空の組み合わせで約19万3,000円、受託手荷物1個込みの便が見つかりました(2025年6月検索時点)。
ルートを逆にするメリット・デメリット
「トロント→ニューヨーク」の順番と「ニューヨーク→トロント」の順番を入れ替えて価格を比較すると、若干トロント始まりの方が安くなる傾向があります。これは航空会社の供給・需要バランスや空港使用料などの違いによるものです。
ただし、希望の時間帯(例:午前便や夜便)が限られている場合は、料金よりスケジュール重視で組むのがおすすめです。
まとめ:20万円なら安心価格、予約前の比較がカギ
東京→トロント→ニューヨーク→東京、もしくはその逆ルートでの航空券価格が20万円は、十分妥当な範囲であり、シーズンや航空会社によってはむしろお得といえます。
ただし、手荷物の有無、時間帯、キャンセルポリシーなど、トータルで比較して予約することが大切です。SkyscannerやGoogleフライトの「マルチシティ検索」を使って、条件に合った最適な便を探してみてください。


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