海外旅行の前に、空港の保安検査場内で買い物をする機会は多いですよね。特に飲料やお菓子など、機内でのお供やお土産に便利なアイテムは重宝されます。しかし「国際線の保安検査場を通過した後の売店はすべて免税なのか?」と疑問に思ったことはありませんか?今回はその疑問に詳しくお答えします。
国際線制限エリア内の売店は基本的に免税
多くの国際空港では、保安検査後の出国審査を通過した「制限エリア内」の店舗、通称「免税エリア」にある売店の商品は基本的に免税(Duty Free)です。
この免税対象には、酒類やたばこはもちろん、香水や化粧品、高級菓子類、ブランド製品などが含まれますが、飲料や一般的なお菓子も対象に含まれる場合があります。ただし、商品や店舗によっては免税対象外となることもあるため、明記された「DUTY FREE」の表示を確認しましょう。
免税対象かを見分けるコツ
免税対象の商品には、価格表示に「Tax Free」や「Duty Free」と記載されていることが多く、価格自体に消費税が含まれていないのが特徴です。
また、スタッフに尋ねればその場で確認できますし、空港によっては免税商品専用のレジが設けられている場合もあります。
主要空港ごとの取り扱いの違い
羽田空港や成田空港、関西国際空港などの大型空港では、免税エリア内に複数の売店があり、ほぼすべての店舗で免税対象の商品を扱っています。
一方、地方空港では一部店舗のみが免税対応をしているケースもあるため、空港公式サイトの案内や現地の掲示をチェックしておくと安心です。
免税対象外の商品とは?
国内で流通しているペットボトル飲料やスナック菓子など、ごく一般的な商品は免税対象外になることがあります。これらは免税エリアにあっても通常の課税価格で販売されるケースもあります。
そのため、店頭の表記や価格ラベルを確認してから購入するようにしましょう。
買うタイミングと注意点
免税エリアでの購入はフライト直前にできるため、時間を有効に使えます。ただし、航空会社によっては搭乗口が遠かったり、保安検査に時間がかかる場合があるので、買い物は時間に余裕を持って行動しましょう。
また、液体類(飲料など)の持ち込みルールについても確認しておくことをおすすめします。免税エリアで購入した飲料は機内持ち込みが可能ですが、到着国での税関チェックや持ち込み制限に注意が必要です。
まとめ:免税は基本あり、でも事前確認がカギ
国際線の保安検査場を通過したあとの売店は、多くが免税対象となっていますが、商品によって課税価格で販売されているものもあります。
- 「Duty Free」「Tax Free」の表示を確認
- 価格ラベルやレシートを要チェック
- 空港ごとの免税対応の違いに注意
ちょっとした知識が、より快適でお得な空港ショッピングにつながります。ぜひ参考にして、賢く旅のスタートを切りましょう。


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