2025年6月24日からANA国際線特典航空券でついに片道予約ができるようになりました。たとえば、羽田→マニラ、マニラ→羽田をそれぞれ片道で予約すると、往復でまとめて予約するよりも燃油サーチャージが約9,000円安くなるケースもあります。本日は、そのメリットと注意点を、実例も交えてわかりやすく解説します。
片道予約制度の導入背景とメリット
これまでは往復予約が前提だったため、旅程の自由度に制限がありましたが、片道予約導入により自分に合った行程を組めるように。
運賃は半分。たとえば羽田⇔マニラ間往復の燃油サーチャージを分けることで、復路分が節約でき、総額が安く済むこともあります。
具体的な金額差と節約例
ANAの燃油サーチャージは区間ごとに設定され、2025年6月現在、羽田⇔フィリピン間は片道7,200円設定です
往復でまとめて予約した場合、復路分が一括徴収され合計14,400円。片道ごとに予約すれば復路分が1区間分だけなので、9,000円前後お得になる計算です(実例)。
制度上の注意点とルール
✔ 片道予約でもマイルと燃油・税金は区間ごとに発生
✔ 燃油サーチャージは予約時の運賃・条件で適用され、予約変更時は再調整される可能性あり
また、往復で予約すると利用できる「片道航空券一括予約にしかない運賃ルールやキャンセルポリシー」が変わってくる場合があります。
実際に問題ない?ANA規約と利用者の声
AwardWalletやView from the Wingなど複数の信頼できる情報源では、この片道化は正式に発表され、6月24日以降に有効であると明記されています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
利用者フォーラムでも片道予約の活用や節約メリットが話題となっており、大きなトラブル報告は現段階でほとんどありません。
使い分けのコツとおすすめ戦略
- 燃油サーチャージ削減を狙うなら片道×2で予約
- ただし、行程変更やキャンセルの可能性があるなら、手数料・マイル返却条件も確認しておくことが重要
- 復路のみ別日に利用するなど、柔軟なプランには片道予約が便利
まとめ
2025年6月24日以降、ANA国際線特典航空券は片道予約が可能になりました。羽田⇔マニラのような燃油サーチャージが高めの路線では、片道ずつ予約することで往復まとめより約9,000円節約できるケースも。
制度上問題なく利用でき、マイルも燃油費も区間ごとに計上されます。ただし、変更・キャンセル規定やタイムバーン(有効期限)などは往復まとめとは異なる場合もあるため、予約前にルールをしっかり確認して活用しましょう。


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